モルフォの「StroboPhoto」「TrackSolid」「PhotoScouter Ver.2.0」「ImageSurf Ver.3.0」「FaceSolid Ver.2.0」「FrameSolid」「PhotoSolid」がNTTドコモ携帯電話端末「ヱヴァンゲリヲンケータイ SH-06A NERV」(シャープ製)に搭載

株式会社モルフォ

2009-07-22 11:00

【概要】
株式会社モルフォ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:平賀督基 
以下、モルフォ)が開発した:(1)連写画像合成技術「StroboPhoto」、
(2)被写体自動追尾技術「TrackSolid」、
(3)撮影シーン自動判定技術「PhotoScouter Ver.2.0」、
(4)画像高速表示技術「ImageSurf Ver.3.0」、
(5)複数の顔の検出に加え、笑顔度を検出する技術「FaceSolid Ver.2.0」、
(6)フレーム補間技術「FrameSolid」、
(7)静止画手ブレ補正と被写体のブレ補正の機能を備えた技術「PhotoSolid」が、
株式会社NTTドコモの2009年夏モデル
「ヱヴァンゲリヲンケータイ SH-06A NERV」(シャープ製)に
搭載されました。

【製品内容】
「StroboPhoto」
連続した複数枚の画像から動いている被写体の軌跡を「残像効果」として
1枚の画像に合成する技術です。本技術ではこの「残像効果」のある画像を
より美しく仕上げるため、モルフォ独自の動き検出技術「SOFTGYRO」を
応用し、画像を単純に重ね合わせるのではなく動きのない背景部分は
位置合わせをしながら合成しています。そのため、動いている被写体のみが
残像効果を受けるので背景部分にブレのない画像が完成します。

「TrackSolid」
ユーザーが指定した被写体の特徴を捉えることによって、動く被写体を
追尾することができる技術です。被写体の角度が変化した場合でも、
被写体がカメラのフレーム内から外れて戻ってきた場合でも追尾機能は
継続されます。さらに、「TrackSolid」は処理量が少なくCPUへの負荷が
軽いことも特徴であるため、カメラ付き携帯電話に適しています。
本技術とオートフォーカス機能を組み合わせることにより、動きのある
被写体をきれいに撮影することができます。

「PhotoScouter Ver.2.0」
カメラ撮影時のプレビュー表示画面に写っている被写体、撮影シーンを
自動的に判別する技術です。モルフォでは写っている被写体がバーコード
(QRコード、JANコード)や名刺であるかを高速に検出する技術
「PhotoScouter Ver.1.0」を進化させ、カメラフレーム内を構成している
複数の要素を認識することができる「PhotoScouter Ver.2.0」を製品化
しました。「PhotoScouter Ver.2.0」は撮影の際、フレーム内にある
構成要素を人物や海、山、花、夕焼けなどの風景や、文字、食べ物などに
判別します。また、高速で、且つ、処理量が少ないので、画像を瞬時に
認識することが可能です。本技術は最適な撮影モードに切り替える
機能などと合わせて活用することができます。例えば、認識した結果を
もとに撮影モード切り替え機能によって絞りやシャッタースピードなどの
露出やホワイトバランスが自動的に設定されれば、ユーザーは容易に
被写体、シーンに合った美しい写真を撮影することが可能です。

「ImageSurf Ver.3.0」
「ImageSurf」はユーザーが携帯電話に保存されている写真をすばやく検索、
閲覧することを実現した技術です。本技術は圧縮されている画像ファイルの
表示に必要な部分のみを解凍するため、画像を高速で表示させることが
できるほか、気になる部分を高速で拡大表示させることも可能です。また、
画像表示に必要な範囲のみを処理するので、消費メモリ量を大幅に削減する
ことに成功いたしました。この「ImageSurf」に写真を楽しく閲覧できる
よう、サムネイル表示の機能を追加したのが「ImageSurf Ver.3.0」です。
本技術のサムネイル表示は高速な上に処理量が少ないのが特徴です。

「FaceSolid Ver.2.0」
人物の顔を検出し、追尾する技術で、同時にオートフォーカス機能と
連動することにより、撮りたい被写体にピントを合わせて撮影することが
できます。また、顔が逆光で暗くなってしまっている場合は自動的に
補正し、美しい画像に仕上げます。さらに、目などの位置情報から
笑顔のレベルを数値的に計り、笑顔を判定する機能を加えました。
これにより、自然な笑顔の撮影が容易になります。

「FrameSolid」
ワンセグTV放送の毎秒15フレームの動画像から中間画像を生成して
最大毎秒30フレームにする技術です。画像内の動きを検出し、
動きに応じた中間画像を作り出すことで、ワンセグTV放送をより
なめらかで自然な見え方にすることに成功いたしました。
「FrameSolid」により、臨場感の高いTV画像を楽しむことが
可能になります。

「PhotoSolid」
動き検出ソフトウェア「SOFTGYRO」を利用した画像処理による手ブレ
補正技術です。撮影時の縦、横、前後、横の回転、上下方向、
光軸まわりの回転といった6自由度(6軸)に対応した手ブレ補正を
行ううえ、激しい動きや接写、望遠などの補正が困難な撮影条件下でも
高精度な補正を実現します。さらに、動きのある被写体のブレにも
対応した技術となっています。

*「SOFTGYRO」に関する技術は日本で特許が成立しております。
*「PhotoScouter」「ImageSurf」「FaceSolid」「FrameSolid」
 「PhotoSolid」「SOFTGYRO」は株式会社モルフォの登録商標です。
*「StroboPhoto」「TrackSolid」は株式会社モルフォの商標です。


【お問合せ先】
株式会社モルフォ 
担当:河本
電話:03-5805-3975  
E-mail:m-press@morphoinc.com   

【株式会社モルフォ】
所 在 地:東京都文京区本郷7丁目3番1号 
     東京大学アントレプレナープラザ5階
代 表 者:代表取締役社長 平賀 督基(まさき)【博士(理学)】
設  立:2004年5月26日
資 本 金:477,105千円 (2009年1月末日現在)
事業内容:画像処理技術の研究開発
     および製品開発ならびにライセンシング
U R L: (リンク »)
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