米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社の年刊調査レポート「イーサネットとIP MPLS VPNサービス - Ethernet and IP MPLS VPN Services: Annual Worldwide and Regional Market Size and Forecasts」は、卸売りと小売のイーサネットサービスとレイヤー2、レイヤー3 IP MPLS VPNサービスから生じるサービスプロバイダの収益を調査している。
アナリストの注目点
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不況にもかかわらず、いや一部では不況のためにこそ、企業が効率性の向上やコスト削減を追及するため、IP MPLS VPNとイーサネットサービスは順調に成長を続けている。今日の、超競争的で急速に変化するネットワーク指向の世界では、組織は帯域幅の需要の増大に対応するために、ビット当たりのコストが最もよいとされるイーサネットへ移行することでWANコストを調整し、また、サービスプロバイダの専門的な技術やツールがコストを安定させ、適切なアプリケーションを優先し、機能を強化するためにレイヤー2とレイヤー3のIP MPLS VPNサービスを利用している」とインフォネティクスリサーチ社の共同創業者で主席アナリストのMichael Howard氏は語る。
市場調査レポートのハイライト
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■ 世界のサービスプロバイダのイーサネットサービスの収益は、2008年に36%成長して169億ドルに達し、2013年には約2倍増の330億ドルに達すると予測している
■ レイヤー2とレイヤー3のIP MPLS VPNサービスの世界市場の収益は、2008年に16%成長した
■ イーサネットサービスの価格は様々だが、フレームリレーや専用線サービスに比べて、少なくとも概ね20-30%安い
■ 北米では、100Mイーサネットの月額料金はメガバイト当たり約50ドルだが、DS3やSONETを使用する場合はメガバイト当たり月額180ドルに上昇する
■ セグメント毎のイーサネットサービスの最大の収益機会は、100M小売E-LINEやE-LANサービスと、1G卸売りサービスである
■ イーサネットサービスの最大の収益機会は、10Gスピードセグメントのサービスすべてである
■ アジア太平洋地域は、2008年のイーサネットサービス収益の最大のシェアを占めたが、今後数年は北米が伸びるだろう
調査レポートの概要
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この調査レポートは、イーサネットサービスとIP MPLS VPNサービスの市場規模、2013年までの予測、卸売りと小売(インターネット/WAN接続、E-LINE、E-LAN)や速度毎(1M-10M、10M-50M、50-100M、100M-1G、1G-10G)のイーサネットサービスの分析と、レイヤー2とレイヤー3のIP MPLS VPNサービスを調査している。調査対象地域は、北米、EMEA(欧州、中東、アフリカ)、アジア太平洋地域、中南米(CALA)、世界である。米国とカナダの市場データを記載している。
【調査レポート】
イーサネットとIP MPLS VPNサービス
Ethernet and IP MPLS VPN Services
Annual Worldwide and Regional Market Size and Forecasts
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