こうした動きと並行して、大手保険会社が取り扱う「団体向け特定保険商品」や、旅行、ゴルフなどをはじめとする新種保険などの契約管理システム、中堅規模の保険会社の基幹システムとしても、ITコスト削減を目的に、従来のホストコンピュータからASP型の保険システムへの移行ニーズが高まっています。
保険業向けシステム構築・運用で多数の実績を持つ日立情報では、こうした背景から「AGMate/SSI」の機能を強化し、少額短期保険業者に加え、保険業や公益法人への対応を図りました。既に、損害保険会社への導入実績もあり、保険業での利用が実証されています。
今回の機能強化の主なポイントは次の2点です。
(1)ディザスタリカバリサービスを提供
BCP(事業継続計画)対応のため、ASPサービスを提供するデータセンタのバックアップとして、データ保管、システムバックアップ、システム切替など様々なディザスタリカバリサービスを提供します。
(2)保険料の多彩な収納方式に対応
銀行口座引き落としに加え、コンビニ収納や、ペイジー(Pay-easy)など、多彩な収納方式に対応し、保険業の顧客利便性向上に貢献します。
なお、今回の機能強化にあたり、ソリューションの名称を「少額短期保険システム AGMate/SSI」から「保険・共済トータルサポートサービス AGMate/SSI」に変更します。
※公益法人制度改革関連3法:「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」、「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律」、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」。2008年12月1日施行。
※「AGMate/SSI」は、少額短期保険業者の業務を支援するサービスとして2007年に発売を開始し、少額短期保険業者(火災・家財)向けでは、会社数でシェア約30%を得ているASPサービスです。(2009年4月 日本少額短期保険協会 登録社数より) (リンク »)
※その他、記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
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