平成21年12月09日
株式会社クロス・マーケティング
(東証マザーズ 3629)
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「基地局関連メーカ各社の動向-2009年度上期-」を販売開始
~09年度上期は6,000億円を投下 通期投資見込みは1.3兆円~
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■■ 要約 ■■
マーケティングリサーチを行う株式会社クロス・マーケティング(代表取締役社長 五十嵐 幹 東京都中央区)は、モバイル・マーケティング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)がレポートにまとめた「基地局関連メーカ各社の動向-2009年度上期-」の販売を開始しました。
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■■ 資料概要 ■■
09年度上期は主要事業者3社が投資を縮小
2009年度上期の設備投資額はNTTドコモが前年同期比6.0%減となる3,162億円、KDDIのau事業は同8.8%減の1,863億円、ソフトバンクモバイルが同6.2%減となる715億円、イー・モバイルは同1.2%増の169億円になりました。それに伴い、上期は携帯電話事業者4社合計で同6.8%減となる5,909億円の投資が実施されています。
また、NTTドコモとKDDIのau事業の投資内訳では、NTTドコモが携帯電話事業へ同8.4%減の2,580億円、そのうち「FOMA」には同8.4%減となる2,155億円を投下しました。一方、KDDIのau事業はCDMA2000 1xEV-DO方式(2GHz)へ同42.2%減となる357億円、新800MHz帯には同13.5%増の1,003億円を投下しています。
■■キーワード■■
◇当面は7,000億円で推移するNTTドコモの投資額!!
「FOMA」基地局数の拡大も落ち着き、今後5年間はLTE(Long Term Evolution)向け投資を含めても年間7,000億円程度の水準で推移していく見込みです。
◇auは2GHzから新800MHz帯へ投資先を移行!!
KDDI(au)が2008年度上期以降、2GHzから新800MHz帯へと設備投資先を移行しています。
◇少ない投資で効率を高めるソフトバンクモバイル!!
「SoftBank 3G」基地局数の拡大も落ち着き、今後は2,000億円程度の投資額で推移しながら投資効率を高めていきます。
■■2.携帯電話基地局数の推移と予測(2009~2014年度)■■
09年度上期は前年同期比10%増となった基地局数
総務省によれば、2009年度上期の携帯電話基地局数は前年同期比9.2%増となる17万5,800局になったそうです。上期は2008年度通期から6,600局/ヶ所の増加になっています。すでにNTTドコモの「FOMA」やソフトバンクモバイルの「SoftBank 3G」などのサービス・エリアが完成の域に徹している中、半期で7,000局/ヶ所の増加は堅調に推移したといえます。
■■ 目次/図表 ■■
要約
キーワード
図:携帯電話基地局数の四半期別推移(2008年3月~2009年9月)
表:携帯電話基地局数の四半期別推移(2008年3月~2009年9月)
1.市場概況
09年度上期は主要事業者3社が投資を縮小
図:携帯電話事業者4社における設備投資額の半期別推移と予測(2008~2009年度)
2.携帯電話基地局数の推移と予測(2009~2014年度)
09年度上期は前年同期比10%増となった基地局数
図:携帯電話基地局数の推移と予測(2009~2014年度、エムレポート推定)
表:携帯電話基地局数の推移と予測(2009~2014年度)
図:携帯電話基地局数の半期別累積/純増推移と予測(2007~2009年度)
表:携帯電話基地局数の半期別累積/純増推移と予測(2007~2009年度)
表:2009年9月末時点における地域別の携帯電話基地局数
表:併設(3G/2G)基地局数の地域別推移(2009年3月~2009年9月)
表:3G基地局数の地域別推移(2009年3月~2009年9月)
表:2G基地局数の地域別推移(2009年3月~2009年9月)
09年度上期の4事業者合計投資は前年同期比7%減
図:事業者4社における設備投資額の年度別推移と予測(2006~2009年度)
表:事業者4社における設備投資額の半期別推移(2008~2009年度)
3.携帯電話事業者の動向
NTTドコモの動向
09年度上期の設備投資額は前年同期比6%減
図:NTTドコモにおける設備投資額の年度別推移と予測(2006~2009年度)
表:NTTドコモにおける設備投資額の年度別推移と予測(2006~2009年度)
図:NTTドコモにおける設備投資額の半期別推移と予測(2008~2009年度)
表:NTTドコモにおける設備投資額の半期別推移と予測(2008~2009年度)
表:FOMA基地局数の四半期別推移(2008年3月~2009年9月)
表:FOMA IMCS数の四半期別推移(2008年3月~2009年9月)
基地局設置の環境センサーで環境情報を収集
09年11月からフェムトセル・サービスを開始
09年7月に高性能フェムトセル基地局装置の開発を発表
表:高性能フェムトセル基地局装置のハードウェア仕様
図:高性能フェムトセル基地局装置の外観
KDDI(au)の動向
09年度上期は前年同期比9%減の設備投資を実施したau事業
図:au事業における設備投資額の年度別推移と予測(2007~2009年度)
表:au事業における設備投資額の年度別推移と予測(2007~2009年度)
図:au事業における設備投資額の半期別推移(2008~2009年度)
表:au事業における設備投資額の半期別推移と予測(2008~2009年度)
09年12月からau基地局にトライブリッド方式電力制御技術を試験導入
09年6月にフレキシブル漏洩同軸ケーブルを開発したKDDI研究所
09年7月に組織変更と人事異動を実施
ようやく明らかになったau基地局数
表:au基地局数(屋内外)の推移(2007~2008年度)
ソフトバンクモバイルの動向
09年度上期の設備投資額は前年同期比6%減
図:ソフトバンクモバイルにおける設備投資額の年度別推移と予測(2006~2009年度)
表:ソフトバンクモバイルにおける設備投資額の年度別推移と予測(2006~2009年度)
図:ソフトバンクモバイルにおける設備投資額の半期別推移(2008~2009年度)
表:ソフトバンクモバイルにおける設備投資額の半期別推移(2008~2009年度)
2009年度の設備投資額を増額
09年10月に3.9Gシステムに係る四半期報告書を公開
09年8月に1.5GHz帯におけるLTEシステムの実験試験局免許を申請
表:福岡県北九州市八幡東区内におけるフィールド実証実験の概要
イー・モバイルの動向
09年度上期の設備投資額は前年同期横ばい
図:イー・モバイルにおける設備投資額の年度別推移と予測(2005~2009年度)
表:イー・モバイルにおける設備投資額の年度別推移と予測(2005~2009年度)
図:イー・モバイルにおける設備投資額の半期別推移と予測(2008~2009年度)
表:イー・モバイルにおける設備投資額の半期別推移と予測(2008~2009年度)
09年9月にサービス・エリアを拡大
表:2009年9月1日から9月末までの拡大エリア
表:2009年9月末時点で通信/通話が可能になった施設(関東/東海/関西)
09年7月から9月に首都圏の地下鉄エリアを拡大
表:2009年7月から9月にかけて通信/通話が可能になった東京メトロの地下鉄駅
表:2009年7月から9月にかけて通信/通話が可能になった都営地下鉄の地下鉄駅
表:イー・モバイルにおけるサービス・エリアの進捗状況(屋外/地下鉄駅カバー率)
4.総務省などの動向
09年6月に3.9Gシステム導入のための基地局開設計画を認定
表:申請のあった携帯電話事業者各社による3.9Gシステム導入の開設計画
の概要~加筆~
5.基地局メーカの動向
09年度上期の基地局生産金額は増加も台数が微減
表:基地局通信装置の生産金額の半期別推移(2008~2009年度)
表:基地局通信装置の生産台数の半期別推移(2008~2009年度)
日本電気(NEC)の動向
上期は事業者各社の投資一巡で減少した売上高
表:ネットワークシステム事業の半期別業績推移と予測(2008~2009年度)
09年10月にスペインTelefonicaのLTEトライアル・ベンダに選定
LTE Forumで世界最小規模のLTE向けコア・ネットワーク・システムを展示
図:コンパクトEPC装置の外観
表:コンパクトEPC装置の性能要件
BBWF2009で小型の屋外型LTE基地局を展示
表:展示した小型の屋外型LTE基地局の性能要件など
09年9月にベトナムVMSからPASOLINK NEOを受注
09年8月にauのLTE基地局装置供給メーカに選定
09年7月から組織体制を移行
CEATEC JAPANでドコモ向けフェムトセルを展示した三菱電機
イー・モバイルのHSPA+方式網の拡張契約を獲得したEricsson
ドコモのLTEにソリューションが採用された仏Alcatel-Lucent
KDDIのLTE基地局装置メーカに選定されたモトローラ
09年6月にLTEラボを開設したファーウェイ・ジャパン
6.基地局関連メーカの動向
アンリツの動向
上期の計測器事業は事業者の投資抑制が響いて減収
図:計測器事業の半期別業績推移と予測(2006~2009年度)
表:計測器事業の半期別業績推移と予測(2008~2009年度)
LTE向け計測器の販売を本格化
7.基地局工事会社の動向
NECネッツエスアイの動向
上期は前年同期比14%減となった通信工事事業の売上高
図:通信工事事業の連結売上高の半期別推移と予測(2006~2009年度)
表:通信工事事業の連結売上高の半期別推移と予測(2008~2009年度)
09年7月品川本社内に安全品質啓発センターを設置
親会社のNECとの関連性
コムシスホールディングスの動向
上期は前年同期比16%減となったモバイル部門の売上高
図:モバイル部門の連結売上高の半期別推移と予測(2006~2009年度)
表:NTT情報通信エンジニアリング事業の半期別業績推移と予測(2008~2009年度)
キャリア系周辺ビジネスへの取り組み
表:ドコモ周辺ビジネスの売上高推移と予測(2008~2010年度)
表:ドコモ周辺ビジネスへの取り組み
表:NCC周辺ビジネスへの取り組み
協和エクシオの動向
上期は前年同期比22%減となったモバイル部門の売上高
図:モバイル部門の単独売上高の半期別推移と予測(2006~2009年度)
表:モバイル部門の単独売上高の半期別推移と予測(2008~2009年度)
NTTドコモ向け工事の市場シェアは約30%を獲得
表:ドコモ関連の単独売上高の半期別推移と予測(2008~2009年度)
大明の動向
上期は前年同期比15%減となったモバイルネットワークソリューション
図:モバイルネットワークソリューションの連結売上高の半期別推移と予測(2006~2009年度)
表:モバイルネットワークソリューションの連結売上高の半期別推移と予測(08~09年度)
表:モバイルネットワークソリューションの連結売上高推移と予測(2004~2009年度)
表:2009年度第2四半期のモバイルネットワークソリューションの売上高内訳
09年10月に機構改革を実施
8.関連リンク
表:関連リンク(五十音順)
編集後記
■■ 概要 ■■
商 品 名:基地局関連メーカ各社の動向-2009年度上期-
発 刊 日:2009年12月2日
判 型:A4版42頁〔PDF資料〕
発 行:エムレポート
販 売:株式会社クロス・マーケティング
頒 価:52,290円(税抜49,800円+消費税2,490円)
詳細ページ: (リンク »)
【お申し込み方法】
TEL・FAX・e-mailのいずれかにて住所・お名前・e-mail・電話番号・会社名を明記の上お申し込みください。
また、上記URLよりお申し込みページへリンクしておりますので、そちらのフォームでのお申し込みも可能となっております。
■■ 株式会社クロス・マーケティングについて ■■
株式会社クロス・マーケティングは、国内130万人超の大規模モニターを軸に、生活者の「生」の声を、主にインターネットを活用して収集するマーケティングリサーチ会社です。
生活者の嗜好の多様化や、商品サイクルの短期化に対応するため、ネットリサーチの優位性である「スピード」「コスト」に加え、「品質」を最大限に重視したリサーチサービスを展開しています。
調査企画から設計、実査、集計・分析レポートまで、マーケティングリサーチに関するあらゆるサービスをトータルにサポートいたします。
■■ 株式会社クロス・マーケティング 会社概要 ■■
名称:株式会社クロス・マーケティング
本社所在地:東京都中央区銀座8丁目15番2号 銀座COMビル6F
代表者:代表取締役社長 五十嵐 幹
設立:2003年4月
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■■ 本件に関するお問い合わせ先 ■■
株式会社クロス・マーケティング
担当部署:ライブラリビジネスグループ
NS-Shop 販売窓口担当
Tel:03-3549-1319
Fax:03-3549-0221
Mail:ns-info@cross-m.co.jp
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