オーディエンスサイエンス社の技術担当ヴァイス・プレジデントであるBrandon Mason氏は次のように述べています。「オンライン・オーディエンス向け行動ターゲティング広告のリーディング・プロバイダとして、当社は急速に成長を続けています。今後のキャパシティ増加に備えた計画を立て始めた際、現行のストレージを今後3年間維持するのにかかるコストを調べた結果、同じコストなら 3PAR T-Classアレイに全て買い換えるべきだという結論に達しました。これにより経費削減の効果のみならず、高い可用性や優れたパフォーマンスといった技術上のメリットがあることから、決断は容易でした」
3PAR製品を導入してから、オーディエンスサイエンス社はストレージのアップタイムをほぼ100パーセント享受しています。InServ Tクラスの優れた処理性能と信頼性により、オーディエンスサイエンス社は物理サーバ上の仮想マシンの集約密度を引き上げ、それまで使っていたサーバをテスト環境へと引き上げ、vSphere用に使っていた物理サーバを廃棄して、単一のブレード・エンクロージャにしたことで、設置スペースを削り、電力消費量を大きく引き下げることができました。同社は3PARアレイのストレージ容量を倍増させる余裕さえありましたが、それでもデータセンターの床面積を拡げる必要はありませんでした。
3PAR Thin Provisioningソフトウェアにより、オーディエンスサイエンス社は不要なストレージ容量を劇的に削減しました。これは物理容量を、新たに必要なベースで割り当てて、vSphereによってあらかじめスリム化されたストレージ・ボリュームに書き込むときにだけ容量が消費されるようにしたためです。3PAR Thin Provisioningは、オーディエンスサイエンス社がストレージをESXホストに供給する際の無駄なスペースを取り除けたのみならず、ストレージ使用率は従来のストレージの50パーセントから3PARストレージで89パーセントにまで増やすことができたので、実質的に使えるスペースは倍増しました。
3PAR Dynamic Optimizationと3PAR Thin Provisioningを組み合わせることで、オーディエンスサイエンス社のストレージ容量使用率は78パーセントも増加しました。Dynamic Optimization をダイナミックに、かつ無停止の状態でFAST RAID 5(3+1)ボリュームからFAST RAID(5+1)に変換するだけで、オーディエンスサイエンス社は容量を22パーセントも増やしました。3PARアレイをバックエンドストレージとしてファイルサービスを提供することで、オーディエンスサイエンス社のストレージ環境は(コスト効率の良いSATAドライブだけを使っていましたが)、いまやブロック・ベースとファイル・ベースのストレージをサポートし、過去の環境と比べてより優れたパフォーマンスをアプリケーションにもたらすようになりました。
3PARの社長兼CEOであるDavid Scottは次のように述べています。「オーディエンスサイエンス社は、グローバル・キャンペーンを効果的に実施するのに必要なインテリジェンスと管理性をマーケッターにもたらしてくれます。世界中の3億8,600万人の人々に関する2兆にも上るデータ・インサイトにアクセスするためには、データ・ストレージは必然的にオーディエンスサイエンス社のビジネスに密接に統合されていなければなりません。コントロール・データセンターのコストを適切に管理し、特にVMware vSphereを使ってROIを向上させることによって、3PARはオーディエンスサイエンス社がより市場に素早く、効果的に適合できるよう支援しました」
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