「CTstage 5i」は、Windows(R)ベースのシングルアーキテクチャーを採用し、サーバーを増設することで、小規模から大規模までシステム規模を自在に拡張できるコールセンターシステムです。しかし、こうした複数サーバーから構成されるシステムでは、お客様の要望に対して柔軟に対応できる反面、サーバー台数が導入コストや管理コストに大きく影響することが課題となっていました。そのため、コールセンターシステム市場では、小規模システムは単体サーバーの対応席数の増加を、また、中・大規模システムにおいては、必要なサーバー台数の削減がより強く求められていました。
今回、OKIネットワークスでは、こうした市場ニーズを反映するため「CTstage 5i」の性能を4倍に向上するとともに、各種機能を大幅に強化しました。具体的には、席数の収容能力やサーバーの処理能力を引き上げることで、1システムあたりの必要サーバー台数を大幅に削減*2しました。これにより、「CTstage 5i」は、負荷のかかる通話録音を含むコールセンターシステムをサーバー1台で200席まで構築できるようになり、200席の構成であれば最大で25%の価格低減を実現することが可能となります。
さらに、今回の機能強化では、スケジュールのグラフィカル表示やサバイバル機能の強化など、これまでお客様からのカスタマイズ要望が高かった機能も追加しました。特に、オペレーターの稼働率を配慮した細かな設定と分析が行えるよう、着信呼*3をオペレーターに振り分けるACD*4や履歴情報管理機能を強化しました。
OKIネットワークスは、今後も、コールセンターシステムのスペシャリストとしてお客様の要求にお応えしつつ、さらに革新的なソリューションを実現していくことでお客様の価値向上と成功への貢献を目指していきます。
【CTstageについて】
「CTstage」は、1996年の販売開始以来、累計販売数は6,900セット(2010年3月末時点)を超え、国内シェアNo.1 のコールセンターシステムとして幅広い分野に導入・運用されています。最新バージョン「CTstage 5i」では、大規模・分散型コールセンターの需要に対応した機能を強化し、小規模顧客向けには、従来よりも省スペース、短期間、低価格でシステム導入を実現する「CTstage 5i コールセンター簡易設定モデル」をリリースするなど、常に最新のシステムを提供しています。
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【用語解説】
*1 最大で約25%の価格低減
標準システム構成(ネットワークを除く)の標準売価における当社比較数値
*2 1システムあたりの必要サーバー台数を大幅に削減サーバー1台の最大席数は200席、同規模従来システムでは50席
*3 着信呼
呼は、電話網に関わる用語で、電話接続のこと。着信呼とは、着信した電話のこと
*4 ACD(Automatic Call Distribution)
着信した呼を設定に従ってオペレーターに振り分けること
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 山本
電話:03-5403-1247
e-mail:press@oki.com
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
OKIネットワークス
事業本部 マルチメディアメッセージングビジネスユニット
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概要: 沖電気工業株式会社
OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 (リンク »)
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