国際糖尿病連合、世界糖尿病デー2010キャンペーンを開始

JCN株式会社

2010-05-17 11:20

Brussels, Belgium, May 17, 2010 - (JCN Newswire) - 国際糖尿病連合(IDF)は14日、「糖尿病をコントロールしよう。今。」のスローガンの下、世界糖尿病デー・キャンペーンのキックオフを行いました。
Brussels, Belgium, May 17, 2010 - (JCN Newswire) - 国際糖尿病連合(IDF)は14日、「糖尿病をコントロールしよう。今。」のスローガンの下、世界糖尿病デー・キャンペーンのキックオフを行いました。


国際糖尿病連合および加盟協会の主導の下、世界糖尿病デーは毎年11月14日に開催されます。世界糖尿病デーは、全世界で増大している糖尿病の脅威に対する関心の高まりに応えて、IDFおよび世界保健機関(WHO)により制定され、全世界で10億人以上の視聴者に向けて行われます。2007年に世界糖尿病デーは、正式な国連デーになりました。


今年のスローガンは、キャンペーンの5年間(2009~2013年)の重点項目である「糖尿病教育と防止」に合わせたものです。世界糖尿病デー2010は、糖尿病と合併症の予防のため、糖尿病に対する世界の意識を高め、人々が自分の健康に積極的に取り組みコントロールできるようにするという昨年の達成内容を踏まえて、実施されます。


「世界糖尿病デーは、糖尿病に対する意識向上を強力に呼びかけるため、世界の糖尿病関係者たちを結集する催しです。現在世界で3億人以上の生活を脅かしている糖尿病の蔓延をコントロールするために必要なアクションを取ることに、皆が関心を持ってくださることを願っています。」と、IDF会長Jean Claude Mbanyaは述べました。


一般大衆と糖尿病危険度の高い人々に向けて、キャンペーンでは意識向上および予防ツール普及を行うことを目指しています。糖尿病で悩む人々向けには、糖尿病に対する理解の向上と合併症予防のため、病気の知識を高めるツールの普及に重点を置きます。政府や政策立案者向けには、コスト効果の高い糖尿病予防戦略施行に関する情報交換や、糖尿病管理と治療の中核となる糖尿病教育の促進のための施策を行います。


すべての人が教育を受けられるように


糖尿病患者と家族は、糖尿病と一生つきあっていかなければなりません。糖尿病患者は自分の治療の95%を行わなければなりません。彼らのニーズに合わせた継続的で質の高い糖尿病教育を受けられるかどうかは、たいへん重要です。世界糖尿病デー・キャンペーンの目標は、糖尿病患者全員の権利として、糖尿病教育を確実に利用できるようにすることです。


ブルー・サークル・テスト ―リスクファクターについて知ろう


現在1型糖尿病は、予防することができません。身体のインスリン産生細胞の破壊が起きるプロセスを発生させると考えられる環境要因については、まだ調査中です。しかし、2型糖尿病は多くの場合、危険度の高い人々に対して、健康的な体重の維持や定期的な運動実施を支援・奨励することで、予防できます。


世界糖尿病デー・キャンペーン2010では、2型糖尿病のリスクファクターに関する意識を向上し、個人リスク低減のためにできる積極的な活動を例示するため、「ブルー・サークル」という楽しいイニシアチブを新たに立ち上げます。このイニシアチブは、オンラインとオフラインの活動で構成されています。


糖尿病に光を当てる


キャンペーンのもうひとつのハイライトは、大成功してきたブルー・モニュメント・チャレンジの続行です。糖尿病と世界糖尿病デーのため、ここ数年で、世界で1,000か所以上の有名建造物がブルーにライトアップされ、まさしく糖尿病に光が当たりました。今年は、すべての世界糖尿病デー関連の草の根活動とイベントの会場でもプルーの照明を使用するように、世界の糖尿病関係者たちに呼びかけ、ライトアップと糖尿病の関連性をさらに高めます。


「ブルーのライトは、意識向上メッセージの中でも特に重要なもので、ブルー・サークルを糖尿病の世界的シンボルとして確立するためのカギになっています。しかしまた、ブルーライトは、世界糖尿病デーが、普通の人々に恩恵を与える各種現場イベントを活性化させるためのものでもあります。」とIDF CEO Ann Keelingは述べました。


世界糖尿病デー・キャンペーンの実施状況は、オンラインで www.worlddiabetesday.org 、 www.twitter.com/wdd 、Facebook (リンク ») 、 www.youtube.com/worlddiabetesday からご覧になれます。


編注:


国際糖尿病連合(IDF)は、世界各国の糖尿病患者2.85億人以上のためのグローバル擁護団体です。160か国以上200団体以上の糖尿病協会を代表しています。その使命は、糖尿病医療・予防・治療法について世界に広く知らしめることです。詳しくは www.idf.org をご覧ください。


世界糖尿病デーについて


世界糖尿病デーは、11月14日に開催されます。この日は、糖尿病研究の先駆者のひとり、フレデリック・バンティング卿の誕生日を記念して、選ばれました。正式な国連デーのひとつとして、世界糖尿病デーは、世界共通の糖尿病シンボルの青い丸のロゴで示されます。世界糖尿病デー・キャンペーンは、正式パートナー15社により支援されています。その内訳は、Abbott Diabetes Care社、アストラゼネカ社、ベーリンガーインゲルハイム社、ボストン・サイエンティフィック社、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社、ライフスキャン社、イーライリリー社メドトロニック社、Merck Sharp & Dohme (MSD)社、ノバルティス社、ノボノルディスク社、ファイザー社、ロシュ社、サノフィ・アベンティス社、武田薬品です。


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お問い合わせ先
国際糖尿病連合
Nancy Matos
広報担当者
Tel: +32-2-543-1639
Mobile: +32-492817785
Email: media@idf.org
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