ホームセキュリティ関連の企業は、価格の上昇にもかかわらず監視サービスを維持した固定客のおかげで、最悪の不況を切り抜けることができたと、米国調査会社パークスアソシエイツ社の調査レポート「米国のホームセキュリティシステム市場調査 2010年:分析と予測 ー Home Systems: Home Security - Analysis and Forecasts」は報告している。
この調査レポートは、米国世帯の監視サービスの料金は、2008-2010年の間に28.60ドルから32ドルまで増加したと報告している。米国の住宅販売が落ち込み、新規着工も激減したにもかかわらず、ホームセキュリティの収益が比較的堅調であったためである。これは、サービスの月額料金が上昇しても解約しない既存顧客による戦略であるが、今後も今までのようにうまく行くとは限らない。
「IP技術は、新規、既存、競争企業など、すべての産業にとってチャンスである。セキュリティ産業は、急速に料金を上げすぎて、新規参入企業に利するようなことになるのを避けなければならない。急速な値上げによって、短期的には収益をあげることができただろうが、長期的には不安定要因であるかもしれない。セキュリティ関連企業は、既存顧客に重荷を負わせるのではなく、むしろ新規顧客の獲得に注力するように態勢を立て直すほうがいいだろう」と、パークスアソシエイツ社のCEOであるTricia Parks氏は語る。
この調査レポートは、米国住宅のホームセキュリティ市場を調査している。現在と将来の市場を分析し、セキュリティ監視世帯の消費者データ、ディーラーの動向と課題、機器や監視の関連企業の詳細、市場予測、今後のシナリオ、促進要因と阻害要因などを記載している。
【調査レポート】
米国のホームセキュリティシステム市場調査 2010年:分析と予測
Home Systems: Home Security - Analysis and Forecasts
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