PTC(R)がWindchill(R) PLMにおけるリーダーシップを拡大 Microsoft(R) SharePoint(R) 2010ベースの4ソリューションを発表

プログラム・ポートフォリオ管理、ソーシャル製品開発を 他社に先駆けMicrosoft SharePoint 2010ベースで提供

PTCジャパン株式会社

2010-06-08 00:00

【2010年6月8日】PLMソリューションのリーディング・プロバイダであるPTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq:PMTC、会長兼CEO:リチャード・ハリソン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、社長:桑原 宏昭)は、本日、マイクロソフト社のコラボレーション・プラットフォームMicrosoft SharePoint 2010をベースにPTCのPLMソリューションファミリーであるWindchillソリューションを新たに拡張するとの米PTCの発表を明らかにしました。
■ハイライト


- Windchill PPMLink(TM) – 新たにリリースするプログラム・ポートフォリオ管理ソリューション。ステージ・ゲート管理手法と、プログラムや製品関連の数値情報を集計する新機能を組み合わせ、見える化の推進、および意思決定プロセスの改善を支援
- Windchill SocialLink(TM) – ソーシャルコンピューティング機能を駆使した新ソリューション。コミュニティ全体の知見を活用し、製品開発プロセスにおける課題に対応
- Windchill Web Parts for SharePoint – 機能拡張により、Windchill等のエンタープライズシステムからの重要情報を集約し、使いなれたMicrosoft SharePoint 2010環境で簡単かつ幅広い情報へのアクセスを実現
- Windchill ProductPoint(R) – 機能拡張により、特に中小規模企業におけるCADデータ管理のニーズに幅広く対応


Microsoft SharePoint 2010の発表に先立ち、PTCはマイクロソフトのTechnology Adoption Program(TAP) for SharePoint 2010に参画しました。これにより、SharePoint 2010が開発の早期段階よりPTCに提供され、製品開発部門におけるエグゼクティブへの情報提供の促進、より幅広い情報の取得、組織の生産性の向上等の利益創出に貢献しました。PTCの研究開発投資の拡大とTAPへの積極的な参画により、SharePoint 2010の初期リリース後、数週間以内で、これらの新たなソリューションが発表されました。


マイクロソフト社SharePoint製品管理 ディレクターのジャレド・スパータロ(Jared Spataro)氏は「マイクロソフトのエンタープライズ向けビジネス・コラボレーション・プラットフォームであるSharePoint 2010のビジョンが正しいものであると、PTCに確信していただいています。SharePointプラットホームベースの素晴らしい製品開発ソリューションを提供するPTCの実力は、Windchill ProductPointの早期における成功と、製品開発プロセスの改善を進めている製造各社に大きな価値を提供する今回の新しいPTCソリューションの発表によって証明されています」と述べています。



【Windchill PPMLink】
Windchill PPMLinkは、マイクロソフト社が提供するEnterprise Project Management(EPM)機能に加えて、様々な設定が可能なステージ・ゲートプロセスや、従来のプロジェクト管理指標とPLMで管理されている製品属性情報を集計するスコアカードの機能を提供します。さらに、各プロジェクトチームは、ボトムアップの集計を進める一方、プロジェクト管理のためのツールを自由に選択することができます。


Forrester Research社が2009年12月に発表した報告書「It’s Time To Revisit Portfolio Management For Product Development(製品開発におけるポートフォリオ管理を見直すべき時期)」の中で、同社シニアアナリストのロイ・C・ウィルドマン(Roy C. Wildeman)氏は「製品ライフサイクル全体の中で、研究開発プロジェクトパイプラインと新製品の管理ほど、企業の製品革新や業績に影響をもたらすプロセスは他に存在しません。製品ポートフォリオ管理は、製品開発戦略を明確化し、事業戦略との一貫性を保つことに貢献します」と述べています。



【Windchill Web Parts for SharePoint】
Windchill Web Parts for SharePoint 2010は、SharePointユーザにERP、財務システム等の全社システムとともに、Windchillのデータを簡単に表示、検索、編集できる機能を提供し、製品情報の一覧を可能にするソリューションです。Windchill Web Parts for SharePoint 2.0は、マイクロソフト社のBusiness Connectivity Services(BCS)を利用することで、現在の検索、作業割り当て、エグゼクティブ向けレポート表示の機能を拡張し、SharePoint環境をフル活用できる新たな機能や機能拡張を提供します。



【Windchill SocialLink】
Windchill ProductPoint 1.1とPro/ENGINEER(R) Wildfire(R) 5.0を組み合わせることで、PTCはソーシャルコンピューティングの機能を製品開発アプリケーションに初めて実装しました。企業規模に関わらずソーシャル製品開発の価値を実現するための専用ソリューション開発によるこのWindchill SocialLinkは、Microsoft SharePoint 2010で実現するソーシャルコンピューティングと製品データに関する豊富なナレッジを組み合わせ、全てのPTCソリューションからシームレスに利用できる最新のユーザ・エクスペリエンスを提供するものです。コンテンツタグ、フィルタ、アクティビティフィードは関連するナレッジを製品コミュニティや、領域ごとのコミュニティに対して迅速かつ自動的に配信します。コミュニティ全体の知見を特定し、活用することで、意志決定プロセスの短縮や効率化を実現します。


Windchill SocialLink に実装予定の機能およびメリットは以下の通りです。


・コミュニティ環境の提供 - 情報共有とグループとしての問題解決
・関連するナレッジの配信 - Windchill PLMシステムで管理されている製品コンテンツおよびメタデータから適切な情報のみを抽出してコミュニティメンバーに配信
・ナレッジおよび専門知識を有する人物の特定 - PLMシステムの利用情報に基づいて常に更新される個人のプロフィール情報を活用
・ソーシャルツールバーを通じて提供する最新かつインタラクティブなユーザ・エクスペリエンス - PTCが提供するすべての製品開発ソリューションにアクセス



【Windchill ProductPoint】
Windchill ProductPointは、中小規模企業では一般的な複数CAD混在環境で、CADデータの管理、共有、可視化、マークアップ、データ流用を可能にするシステムです。さらに、新たに開発したデータローディングツールを利用することで、Pro/INTRALINK 3.xデータ(格納時の構成情報、メタデータ、全バージョン履歴等)をWindchill ProductPointに直接移行することができます。


PTC製品開発担当エグゼクティブバイスプレジデントのブライアン・シェパード(Brian Shepherd)は「WindchillがSharePoint 2010の機能を拡張することで、設計者、プログラムマネージャ、経営トップを含む全従業員が慣れ親しんだプラットフォームを利用し、有意義な形で開発プロセスに参加することが可能になります。これにより、より優れた意思決定が更に短時間で実行でき、最終的には顧客企業の競争優位性を高く維持することにつながります」と述べています。



リリース予定
上記ソリューションのデモンストレーションはPTC/USER World Event 2010(米国フロリダ州オーランドにて6月6日~9日開催)において初公開されます。正式リリースは2010年度中を予定しています。


* 製品(特性、機能を含む)リリース時期はPTCの判断で変更されることがあります。


上記ならびにその他のPTC製品については www.ptc.com の製品ページをご覧ください。


PTC/USER World Event 2010の模様はリアルタイムでPTCスタッフおよびイベント参加者からのビデオ、写真、Twitterのツイート、ブログにより以下のサイトにて発信されています。
(リンク »)
イベント関連のツイートは#ptcuser10 のハッシュタグ(#)が付けられています。@PTC_Windchill ( (リンク ») )にてPTC Windchill製品ファミリー情報がフォローできます。



【PTCについて】
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品開発におけるグローバル化、市場投入時間の短縮、業務効率の追求など、製造業における企業の個々の課題に対応するソフトウェアとサービスを提供しています。PTCのPLMおよびCADソリューションを活用することにより、産業用機器、ハイテク、航空宇宙・防衛、自動車、リテール・コンシューマー製品、医療機器などの産業分野における関連企業は、事業目標の達成ならびに顧客ニーズと業界法令基準双方に適合する革新的な製品開発の実現を可能にしています。



【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。PLMソリューション製品群「Windchill」、コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、エクスプリシット・モデリング/データ管理ソフトウェア「CoCreate」、製品情報提供ソリューション「Arbortext」、技術計算/ドキュメント化支援ソフトウェア「Mathcad」、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェア「ProductView」、製品分析ソフトウェア「InSight」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内4事業拠点。
Webサイト: (リンク »)


本プレスリリースにおける情報は、過去の事実に関する情報を除き、将来的な表明であり、予想とは大幅に異なるような結果となり得るリスクと不確実性を含みます。これらのリスクとは、マイクロソフトとの共同イニシアチブの有効な調整、PLMとソーシャル・デベロップメントに関する中小企業や大企業の要求に適切に対処する技術を共同開発して統合する両社の能力、それらの要求を満たす製品とサービスを供給するために第三者との共同活動(技術の統合、開発、実施、およびサポートを含む)を調整し管理する両社の能力などがあります。その他のリスクや不確実性は、Form 10-QおよびForm 10-Kに関する最新報告書を含む証券取引委員会(SEC)へ提出する報告書で詳細に説明されています。製品の発売時期、特徴、機能はPTCの判断により変更される場合があります。



* PTCの社名、ロゴマークおよびWindchill、Windchill ProductPoint、Windchill Web Parts、Windchill SPD、Windchill PPMLink、Pro/ENGINEER、CoCreate、Arbortext、Mathcad、ProductView、InSightなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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