Asprova SCM 販売開始

アスプローバ株式会社は、2010年6月14日、クラウド環境で動作するSCM (Supply Chain Management )ソフトウェアAsprova SCMをリリースしました。

アスプローバ株式会社

2010-07-13 00:00

Asprova SCMはサプライチェーンのスケジュールを作成し、サプライチェーンの可視化、全体最適化を支援します。スケジューリング機能には、 SCPとAPS( Advanced Planning and Scheduling: 詳細スケジューリング)があります。SCPは、需要を入力し、複数のサプライヤ・工場・物流センター・顧客のサプライチェーン全体の調達計画・生産計画・配送計画を作成します。APSは、SCPの生産計画結果を入力し、工場単位の詳細生産スケジュールを作成します。
Asprova SCMはスタンドアロン環境とクラウド環境のどちらでも動作します。クラウド環境で動作させることにより、世界中の営業所、サプライヤ、生産拠点、物流拠点の需給バランスを世界各地の端末から確認できる、統合化されたグローバルシステムが実現します。Asprova SCMは月額使用料(年契約)の設定およびDIY(Do It Yourself)導入を可能にすることにより、導入費用を大幅にコストダウンします。

日本の製造業は海外に工場を次々に新設しています。工場が世界に分散されるにしたがい、複数の工場や多階層の物流センター、世界中の営業所、世界中のサプライヤの需要供給連鎖および生産制約、供給制約、配送制約など各種制約条件を考慮したSCP(Supply Chain Planning : 供給連鎖計画)のシステム化のニーズが高まっています。また、複数の国内工場と海外工場で別々に導入したシステムの統合化のニーズも高まっています。しかし、グローバル統合システムを構築するには、従来、数億円の費用がかかっていました。

アスプローバは、1994年から16年以上にわたり、生産スケジューラを開発・販売してきました。現在までに全世界1400以上の工場が同社の生産スケジューラを採用し、国内シェアは48.8%(2009年富士経済調査)とトップシェアを続けています。近年、生産拠点のグローバル分散化が進むにつれて、SCPへのニーズが高まっています。アスプローバは、これまで蓄積した生産スケジューリング技術を応用してAsprova SCMを開発しました。

Asprova SCMは詳細スケジューリングの技術をベースにしているため、従来のSCP製品にくらべてより綿密な計画が立案できます。またアスプローバは、従来より「ノンカスタマイズ」の方針で製品開発をしており、Asprova SCMにおいても「ノンカスタマイズ」の方針を踏襲し、結果、お客様による自力立ち上げ「DIY導入」が可能です。またアスプローバは、Asprova SCMの有効性を検証するため、2010年末までお客様のサプライチェーンのモデルによるSCPのプロトタイプを無料で作成するサービスを行います。
詳細は以下を参照してください。

(リンク »)

このプレスリリースの付帯情報

Asprova SCM Image

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]