セラーテム、連結子会社の新規事業の開始に関するお知らせ

株式会社セラーテムテクノロジー

2010-08-06 18:00

株式会社セラーテムテクノロジー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:池田 修)は、当社の100%連結子会社である、北京誠信能環科技有限公司(以下「北京誠信」という)が新規事業として、中国国内における電気自動車の充電ステーション事業を開始することを決定いたしました。
1.新事業開始の背景と意義
 中国政府財政部の発表によると、中国政府は自動車の省エネと環境対策の実施を目的に、電気自動車を中心とする新エネルギー車の生産と使用の普及を後押しするため、2012 年までに補助金などとして120 億元(約1,518 億円)余りを投じる計画であることが明らかになりました。
 中国政府が新エネルギー車の支援策を発表したことを受けて、国家電網公司、南方電網公司などエネルギー大手が電気自動車(EV)向け充電ステーションの建設を急いでいます。国家電網公司は今後数年、北京、上海、西安、南京、深センなど全国27 の都市に充電ステーションの建設を計画しており、同社だけで2015 年までに1,700 の公共充電ステーション及び200 万基の交流充電スポットを完成させる計画であります。
 また、中国電気自動車の急速発展の見通を背景に、国家電網公司、南方電網公司以外に、中国石油化工集団公司(シノペック)、中国石油天然気股份有限公司(ペトロチャイナ)など中国国内大手も同分野参入の検討に入りました。
 このように、今後中国の新エネルギー車の急速な普及に伴い、電気自動車(EV)向け充電ステーションに関連する事業(建設、運営)におけるマーケットは莫大であり、同事業領域においては大きな変革期を迎えております。このような状況のもと、当社グループは、充電ステーション事業が本格化する以前から、同市場環境を注視しつつ、社内で事業化検討を行って参りましたが、積極的に先行者利益を享受すべく本日、取締役会で事業参入を決議しました。
 初期段階においては、当社グループは国家電網公司、南方電網公司などエネルギー大手が運営する充電ステーションの建設業務を受託する方針で、将来的には、充電ステーションの運営事業の参入も経営の視野に入れております。

2.連結子会社の概要
(1) 商号:北京誠信能環科技有限公司
(2) 代表者:王 暉(ワン フォイ)(当社の取締役が兼務しております。)
(3) 所在地:中国北京朝陽区姚家園路105 号観湖国際1座9F
(4) 設立年月日:2004年12月
(5) 主な事業の内容:省エネ関連のIT並びにサービスの提供、スマートグリッド事業
(6) 決算期:12月
(7) 従業員:470名(2010年6月30日現在)
(8) 主な事業所:中国北京市
(9) 資本金:70百万人民元(約885百万円)
(10) 大株主構成及び所有割合:科信能環(北京)技術発展有限公司(Celartem (Beijing)
Enfortech Development Co.,Ltd. )100%(当社の100%連結子会社)
(注)人民元の日本円への換算は、2010 年8 月4 日付けの中国外貨管理局による公表換算レートである100 円=7.9069 人民元によります。

3.新規事業開始日程:2010 年8 月6 日 当社において、連結子会社である北京誠信の電気自動車の充電ステーション事業の開始に関する決議を行う。2010 年8 月中 新規事業開始。

4.今後の業績に与える影響
北京誠信が新たに開始する電気自動車の充電ステーション事業は、今期以降においては、当社グループの連結業績に極めて重要な影響を与えると考えられますが、その詳細等につきましては、判明次第改めてお知らせ致します。

以上

■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社セラーテムテクノロジー IR 担当 TEL: 03-6820-0740
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