PTC(R) のWindchill(R) を、独コンティネンタル社が グローバル標準製品開発プラットフォームの構築に向けて導入決定

PTCジャパン株式会社

2010-08-23 00:00

グローバルに事業を展開する自動車部品・システムサプライヤーであるコンティネンタル社の経営監査・執行委員会が、PLMベンダーであるPTCと長期にわたる大規模な戦略的パートナーシップを結び、業務プロセス支援とIT調和をグローバル規模で推進
【2010年8月23日】PLMソリューションのリーディング・プロバイダであるPTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、会長兼CEO:リチャード・ハリソン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、社長:桑原 宏昭)は、本日、コンティネンタル社が、同社オートモーティブグループにおける製品開発のグローバル標準PLM (製品ライフサイクル管理)ソリューションとしてPTCのWindchillを選定したことを発表しました。

コンティネンタル・オートモーティブ 最高情報責任者(CIO)のラルフ・ブルンケン(Ralf Brunken)氏は「PLMは、コンティネンタル・オートモーティブにおけるIT環境の標準化と調和を目指したIT戦略上、重要な要素となっています。PLMベンダー数社を評価した結果、このような長期にわたる戦略的パートナーシップでは極めて重要となる、優れた機能・性能および価値重視の企業アプローチを併せ持つPTCのWindchillを選定しました」と述べています。


コンティネンタル社では、オートモーティブグループの3部門(シャシー&セーフティー、パワートレイン、インテリア)すべてが、既存PLMシステムからPTCのWindchillプラットフォームに移行することになります。ウェブベースで一体型のWindchillソリューションは、設計変更、マルチCADデータ管理、ECADデータ管理、他システム連携を統合するグローバルPLMバックボーンとして活用され、シームレスな業務プロセス統合とグローバルコラボレーションを実現します。Windchillは、将来的に12,000名を超える設計部門、非設計部門のユーザをサポートする予定です。


コンティネンタル社 最高財務責任者(CFO)のウォルフガング・シェーファー(Wolfgang Schaefer)氏は「今日のグローバル経済において、PLMシステムは自動車産業にとって重要な基幹システムであり、PTCのWindchillソリューション導入により、開発プロセスの改善と製品品質の向上を期待しています」と述べています。


PTC社長兼次期最高経営責任者(CEO-elect)のジェームス・E・へプルマン(James E. Heppelmann)は「競争の激しい自動車業界は、利益率低下、グローバル化、規制強化という重圧にさらされており、そのような環境の中で業務プロセスの最適化が強く求められています。この重大なビジネス戦略をサポートするため、Windchillがコンティネンタル社に選定されたことは非常に光栄です。PTCは、世界的に認められたテクノロジーを提供することに加え、コンティネンタル社の世界に誇れる開発プロセスの確立と、Windchillによるバリューチェーンの実現にPTCグローバルサービス部門の支援を提供し、価値を明確にしていきます。コンティネンタル社との長期的なパートナーシップ拡大を期待しています」と述べています。


本リリースに関する画像については、以下のURLよりご参照いただけます。
- 製品関連:
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- コンティネンタル社、コンティネンタル・オートモーティブグループ、PTC関連:
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【コンティネンタル社について】
コンティネンタル社は、2009年度売上高が約200億ユーロを誇る世界最大級の自動車部品・システムサプライヤーです。ブレーキシステム、パワートレインやシャシー向けのシステムおよびコンポーネント、クラスターメーター、インフォテインメント・ソリューション、車両電子機器、タイヤ、工業用エラストマーのサプライヤーとして、コンティネンタル社は安全走行の強化および地球規模での環境保護に貢献しています。また、同社は、自動車間通信ネットワーク分野における優れたパートナーです。同社は46カ国に138,000名の従業員を擁しています。


オートモーティブグループは、シャシー&セーフティー(2009年度売上高約44億ユーロ、従業員数約27,000名)、パワートレイン(2009年度売上高約34億ユーロ、従業員数約24,000名)、インテリア(2009年度売上高約44億ユーロ、従業員数約27,000名)の3部門で構成され、2009年度には売上高約120億ユーロを達成しました。オートモーティブグループは、世界各国で130以上の拠点を有しています。同グループは、乗用車および商業車産業のパートナーとして、運転の安全性、環境対応、コスト効率と調和するモビリティの提供や運転する喜びをもたらすオートモーティブの将来に向け、革新的な製品およびシステムを開発、生産しています。


シャシー&セーフティー部門は、電子式および油圧ブレーキ、シャシー制御システム、センサー、ドライバー・アシスタンス・システム、エアバッグ制御システム、ウォッシャーシステム、電子制御エアサスペンションシステムを開発、生産しています。その中核能力は、アクティブ・パッシブ・ドライビング・セーフティーのContiGuard(R) に統合されています。パワートレイン部門は、自動車パワートレイン向けに革新的かつ効率的なシステムソリューションを統合しています。ガソリン・ディーゼル噴射システム、エンジン管理、センサーやアクチュエーターを含むトランスミッション制御、燃料供給システム、ハイブリッドドライブ向け部品・システムなど幅広い製品を生産しています。情報マネジメントはインテリア部門の中枢です。計器類、多機能ディスプレイ、コントロールユニット、電子式自動車登録システム、タイヤモニタリングシステム、ラジオ、マルチメディア・ナビゲーション・システム、カーエアコンシステム、テレマティックス・ソリューション、コックピット・モジュールおよびシステムなどの製品を生産しています。

詳細情報は (リンク ») をご覧ください。




【PTCについて】
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品開発におけるグローバル化、市場投入時間の短縮、業務効率の追求など、製造業における企業の個々の課題に対応するソフトウェアとサービスを提供しています。PTCのPLMおよびCADソリューションを活用することにより、産業用機器、ハイテク、航空宇宙・防衛、自動車、リテール・コンシューマー製品、医療機器などの産業分野における関連企業は、事業目標の達成ならびに顧客ニーズと業界法令基準双方に適合する革新的な製品開発の実現を可能にしています。


【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。PLMソリューション製品群「Windchill」、コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、エクスプリシット・モデリング/データ管理ソフトウェア「CoCreate」、製品情報提供ソリューション「Arbortext」、技術計算/ドキュメント化支援ソフトウェア「Mathcad」、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェア「ProductView」、製品分析ソフトウェア「InSight」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内4事業拠点。
Webサイト: (リンク »)


* PTCのいかなるソフトウェアの発表も、それによって得られる売上の時期、または一定期間に得られる売上高を示すものではありません。また、多くの場合、PTCのソフトウェアは、顧客のビジネス目的達成の為に成功裏に実装され、展開されるべきものです。顧客がPTCのソフトウェアを選択したという発表が、適切な実装と展開の完了を示すものではありません。



* PTCの社名、ロゴマークおよびWindchill、Pro/ENGINEER、CoCreate、Arbortext、Mathcad、ProductView、InSightなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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