子供のことで親が抱える問題は一昔前なら、祖父や祖母、あるいは地域が果たした役割は少なくなかったであろう。しかしながら、今日、それらに期待することが難しいことは、メディアが伝える事件を見ても明らかである。問題を抱えた個人は、文字通り「孤」の中であえぐのであり、その方向を見失い、したがって、重大な状況に向かいかねない。
三輪田学園の試みは学校の意向を押し付けるのではなく、悩みを分かち合い、問題を学校、家庭の連携の中で解決していこうという「miwada-ism」の発露として評価したい。誰もが「自分だけではないのだ」そう思えるだけで心の平衡を取り戻せるものなのである。
新校舎も完成し、また、大学進学実績も堅調に伸びている。西 惇前校長から引き継がれた吉田 珠美校長先生も2年目を迎え、益々ご活躍のご様子と拝察した。吉田先生は「不易」すなわち変化しない部分と、「流行」、時代のニーズに即して変化する部分のバランスをお考えのようだが、私は、その中で安易に変化しない『三輪田学園』に期待している。サンデー毎日でも取り上げられた「塾の先生が生徒や保護者に勧めたい学校」一位は改革への評価とともに変わらないことへの評価も多かったのではないかと思う。
今後も三輪田学園の進化に大いに期待し、注目していきたいと思っている。
注.文中のmiwada-ismは三輪田学園の広報誌の名称でもある。
* 閉会後は、個別相談および新校舎案内があった。
* 参加者は、約120名であった。
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