「3.9G世代におけるモバイル・デバイスの展望2010」調査報告書を発表

ROAの最新調査報告書

株式会社ROA Holdings

2010-11-30 00:00

アジアICT業界のリサーチ・コンサルティングを幅広く展開する国際リーディング企業の株式会社ROA Group(本社:東京都新宿区新宿、代表取締役社長:李承勲)は、調査・分析レポート「3.9G世代におけるモバイル・デバイスの展望2010」を刊行し、販売を開始いたしました。
■報告書の概要

そもそもモバイル・デバイス市場は、そのインフラ部分であるモバイル・ネットワークの発達に比例して発達してきており、そしてそのモバイル・ネットワークは常に有線ブロードバンドの後追いとして進化を続けてきました。

ところがモバイル・ネットワークは3.9G世代への突入を皮切りに、数年後には4Gベースでの1Gbpsクラスの通信も視野に入ってきており、将来的には有線ブロードバンドの置き換えとして進化を遂げていくというシナリオも考えられます。

本レポートでは、3.9G世代におけるモバイル・デバイス市場の展望に対する考察を行うにあたり、経済的環境変化、3.9Gに関連する規制やイベントの把握、そして3.9Gに関連するキャリア、ベンダー、ユーザーといった様々なバリューチェーンに対する分析を実施した上で、今後以下の流れで同市場が発展していくものと結論づけます。

・黎明期(2010-12)では通信方式別のTARIFF競争が最大の焦点になる

・普及期(2012-15)では3.9Gならではのクラウド・サービス等が競争の焦点になり、TD-LTEとの共生も視野に入ってくる

・安定期(2015-)では3G巻き取りの競争と有線サービス時代の終焉が認識される




  【目次】

  エグゼクティブサマリー 

1 3.9G世代モバイル・デバイス市場における定義とフレームワーク
 1-1 本レポートにおける「モバイル通信方式」の定義
 1-2 本レポートにおける「モバイル・デバイス」の定義
 1-3 本レポートにおける「スマートフォン」の定義
 1-4 3.9G世代モバイル・デバイス市場調査におけるフレームワーク

2 3.9G世代モバイル・デバイス市場におけるプレーヤー分析
 2-1 移動体通信キャリアの戦略
  2-1-1 NTTドコモの戦略
   2-1-1-1 世界に先駆けたLTEサービス”Xi”(クロッシィ)
   2-1-1-2 W-CDMAからLTEへの切り替え戦略(2010年~2012年)
   2-1-1-3 W-CDMAからLTEへの切り替え戦略(2012年~)
  2-1-2 KDDIの戦略
   2-1-2-1 KDDIのLTEへ舵を切る理由とタイミング
   2-1-2-2 LTE導入に向けた KDDIの「MC-Rev.A」戦略
  2-1-3 ソフトバンクの戦略
   2-1-3-1 不透明なLTE導入意向とDC-HSPAへのシフト
   2-1-3-2 TD-LTEへ向けた戦略
  2-1-4 イー・モバイルの戦略
   2-1-4-1 DC-HSPAへの決断とその背景
   2-1-4-2 DC-HSPA導入におけるメリットとデメリット

 2-2 ベンダーの動向
  2-2-1 インフラベンダーの動向
   2-2-1-1 エリクソン(Ericsson)
   2-2-1-2 アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)
   2-2-1-3 ノキア・シーメンスネットワークス(Nokia Siemens Networks)
   2-2-1-4 モトローラ(Motorola)
   2-2-1-5 ファーウェイ(Huawei)
   2-2-1-6 NEC
   2-2-1-7 富士通
  2-2-2 半導体ベンダーの動向
   2-2-2-1 ルネサスエレクトロニクス(Renesas Electronics)
   2-2-2-2 メディアテック(MediaTek)
   2-2-2-3 クアルコム(Qualcomm)
   2-2-2-4 シークアンス・コミュニケーションズ(Sequans Communications)
   2-2-2-5 STエリクソン(ST Ericsson)
   2-2-2-6 ブロードコム(Broadcom)
  2-2-3 デバイスベンダーの動向
   2-2-3-1 富士通
   2-2-3-2 LG電子
   2-2-3-3 サムスン電子
 2-3 ユーザー動向

3 3.9G世代モバイル・デバイス市場に影響を与える外部要因分析
 3-1 デモグラフィック/エコノミック要因分析
  3-1-1 人口統計推移
  3-1-2 名目GDP推移
  3-1-3 消費者物価指数と為替の推移
 3-2 レギュレーション要因分析
  3-2-1 SIMフリーに向けた総務省の取り組み
  3-2-2 MCIM標準化に向けた取り組み
 3-3 イベント要因分析
  3-3-1 総務省のアクションプラン
  3-3-1-1 700M/900MHz帯の再編
  3-3-1-2 電波オークション導入の可能性

4 市場予測
 4-1 セグメント(音声端末/データ通信端末)別のモバイル・デバイス出荷予測
 4-2 モバイル通信方式別のモバイル・デバイス出荷予測

5 結論
 5-1 黎明期(2010-12)-通信方式別のTARIFF競争が最大の焦点に
 5-2 普及期(2012-15)-3.9Gならではのサービスが焦点に。TD-LTEとの共生
  5-2-1 モバイルクラウドをはじめとしたサービスの台頭
  5-2-2 TD-LTEのポテンシャル
  5-3 安定期(2015-)-3G巻き取りの競争と有線サービス時代の終焉



  【図表目次】

図目次

[図1-1]本レポートにおける「スマートフォン」の定義
[図1-2]3.9G世代モバイル・デバイス市場調査におけるフレームワーク
[図2-1]LTE対応基地局利用のイメージ
[図2-2]NTTドコモのCSフォールバック技術
[図2-3]KDDIの採用通信方式の推移
[図2-4]3.9G関連ベンダーのポジショニング
[図2-5]世界におけるモバイル通信方式別の加入件数割合
[図4-1]セグメント(音声端末/データ通信端末)別のモバイル・デバイス出荷予測
[図4-2] モバイル通信方式別のモバイル・デバイス出荷予測
[図5-1]TD-LTEに向けた世界の取り組み俯瞰図
[図5-2]黎明期・普及期・安定期における収支構造の変化



表目次

[表2-1]LTE端末カテゴリと対応スピード一覧(帯域幅20MHz使用時)
[表2-2]NTTドコモの3Gから3.9Gへの移行イメージ
[表2-3]KDDIの3Gから3.9Gへの移行イメージ
[表2-4]ソフトバンクの3Gから3.9Gへの移行イメージ
[表2-5]イー・モバイルの3Gから3.9Gへの移行イメージ
[表5-1]40Mbpsサービス攻防の優位性比較



  【レポートの概要】

   発行:株式会社ROA Group
   発刊:2010年11月
   判型:ワードA4 カラーコピー印刷 ページ数 57頁
   調査・製作 : 株式会社 ROA Group

   価格:(税込・送料込)
      - 99,750円 (PDF(CD-ROM)版)
      - 99,750円 (印刷版)
      - 102,900円 (PDF(CD-ROM)+印刷版)



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■会社概要

社名 : 株式会社ROA Group
所在地 : 東京都新宿区新宿1-10-5 岡田ビル4F
TEL: 03-3356-0874 FAX: 03-3356-0875
URL :  (リンク »)
Email : research@researchonasia.com
その他支店 : ソウル支社、上海支社
代表者 : 代表取締役社長 李 承 勲 (Steve Lee)
事業内容 : 受託調査、調査レポート発行、年間サービス
専門研究分野 : アジアを中心とした通信産業及びデジタルコンバージェンス産業


■本プレスリリースについてのお問い合わせ

株式会社ROA Group レポート・マーケティングチーム 担当:中平
TEL: 03-3356-0874 Email: report@researchonasia.com
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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