MAN Diesel & Turbo社は、クリティカル・コンポーネントの保護を目的として、MAN B&W船舶用2サイクルディーゼルエンジンに、オンラインによるオイル内水分監視を導入する計画です。この設置によって主要なベアリングの消耗と潤滑油内の水分汚染を監視することで、深刻な損害を未然に回避することが可能になります。
適切な供給メーカの認定にあたり、MAN Diesel & Turbo社は、広く、複数のオイル内水分センサの試験を実施しました。試験の目的は、船舶用2サイクルディーゼルエンジン設置時と同様の条件下におけるセンサの測定精度を確認することでした。また、試験結果も、高レベル警報の水分活性値0.5および0.9という、2つの警報レベル値の精度をもとに評価されました。
ヴァイサラのリージョナルマーケットマネージャー、センヤ・パーシマは今回のMAN Diesel & Turbo社の決定について下記のように述べています。「エンジンは船舶の心臓部です。その運転を確実にすることは、まさに業務上不可欠なタスクです。大手エンジンメーカ様が、このようなニーズに対して最適な製品を提供できる、信頼のおける供給メーカとしてヴァイサラを選択くださったことを大変光栄に受け止めています。」
概要: ヴァイサラ
ヴァイサラは、環境および産業計測でのグローバルリーダーです。70年間の経験に基づき、気象観測用および産業用の計測機器、システムの開発、製造、販売、サービスを提供しています。フィンランドに本社を置き、世界中に1400人の従業員を有し、NASDAQ OMX ヘルシンキに上場しています。詳細は www.vaisala.com をご参照ください。
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