そこでNSYSは、自治体のさまざまな基幹業務システムを短期間で導入できるクラウド(SaaS)の形態でのサービスを舟形町、鮭川村にそれぞれ提案し、採用されました。今回の採用は、数多くの自治体向け業務システムを長年構築してきたNSYS のノウハウに加え、日立グループの実績ある高信頼な製品群を組み合わせ、短期間で提供できるサービスが高く評価されたものです。
具体的には、株式会社日立情報システムズ(本社:東京都品川区/取締役社長:原 巖)が開発し、既に全国で21 団体の受注実績がある「e-ADWORLD2(イーアドワールドツー)/SaaS」に加え、NSYSが開発し、全国各地で提供している自治体向け住民健康管理業務ソリューションなどを株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区/執行役社長:中西 宏明)のハードウェア関連製品(日立統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」(ブレードシンフォニー)、統合システム運用管理「JP1」など)上で稼働させ、NSYSが山形県内に設置したデータセンタ「クラウドセンタ」からネットワークを介してサービスを提供します。
なお、システムの形態は、1つのサーバ上で稼働する総合行政情報システムを複数自治体向けに提供するマルチテナント方式を採用していることにより、新たにサーバを設置するより早く稼働環境が整うため、新たに構築するシステムに比べ短い期間でのサービス開始が可能となります。
今後もNSYSは、日立グループと連携し、山形県ならびに新潟県内の自治体向けに、クラウド(SaaS)の形態でサービス提供する総合行政情報システムを提案していきます。
また日立グループは、自治体の基幹業務システムをSaaSで提供するサービスで、今回の舟形町・鮭川村の2自治体を含めた23団体の実績をさらに拡大するため、日立グループのクラウドソリューション「Harmonious Cloud」(ハーモニアス クラウド)のひとつである自治体向けクラウドソリューションを全国の自治体に拡販していきます。さらに全国各地のパートナー会社との連携を今後も深め、パートナー会社が自治体向けにクラウドサービスを提供するためのクラウドセンタの設置の支援も進めていきます。
■株式会社日情システムソリューションズについて ( (リンク ») )
株式会社日情システムソリューションズは、1963 年(昭和38 年)3月に地域社会の向上を目的に株式会社庄内電子計算センターとして設立され、以来、各企業・団体・地方自治体の皆さまから地域の情報センターとしてご利用いただき、地域社会の情報化の一端を担っています。
1987年(昭和63年)2月には、日立製作所、日立情報システムズそして酒田市から資本出資を受けて、ソフトウェア開発サービス会社を設立、1992年(平成4年)3月には、業務規模の拡大とサービス拡充を目指して両社を合併、現在の日情システムソリューションズとなりました。
これまで自社で培ってきた、いろいろな分野における情報システムの設計・開発・導入・運用、保守サポートまでのノウハウのほか、日立グループとの連携などにより、最新の情報技術を取り入れたお客様のための情報システム構築をこれからも提供していきます。
■株式会社日立情報システムズの「e-ADWORLD2/SaaS」に関するWebサイト
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■日立グループのクラウドソリューション「Harmonious Cloud」に関するWebサイト
(リンク »)
※Harmonious Cloud は、株式会社日立製作所の登録商標です。
※記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
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