「プライベートCA Gleas」、「fullflex EG」と活用ソリューションを発表

「プライベートCA Gleas」、アクセンス・テクノロジーの「fullflex EG」と『クライアント証明書とRADIUSによる認証強化ソリューション』を発表

株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ

2011-01-17 10:00

株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ(本社:東京都荒川区、代表取締役:山田公介、以下JS3)は、JS3が開発・販売するプライベート認証局 「プライベートCA Gleas(グレアス)、以下Gleas」と株式会社アクセンス・テクノロジー(本社:東京都新宿区、代表取締役 金本 茂、以下アクセンス)が開発・販売するRadius認証サーバ製品である「fullflex EG」との連携による『クライアント証明書とRADIUSによる認証強化ソリューション』を発表します。
「Gleas」は、プライベート認証局の開発・販売から得たノウハウに基づき、さらに高い柔軟性と操作性を実現するために開発された認証局アプライアンスです。ここ数年、プライベート認証局は企業でのリモートアクセスを中心とした認証ソリューションとしての導入が増加しています。その背景には、インターネット、クラウドなどの普及とともに、iPhone・iPadなどの新たなデバイスの登場により、企業における情報資産管理に関する大きな変化が発生しているものと思われます。Gleasは、このようなニーズに柔軟かつ迅速に対応できる製品を目指し、新たな機能の装備、他製品との積極的な連携を図っております。

「fullflex」シリーズは、IP通信インフラを担う大手通信企業、中央官公庁や地方自治体、全国の教育機関、ほぼ全産業の企業や各種団体のRADIUSサーバとして採用され、国内において累計で5,700万ID(2007年4月調べ)を超えるライセンスを出荷しています。
今回、「Gleas」との連携を実現した「fullflex EG7」は、IEEE802.1Xに対応したエンタープライズ向けRADIUSサーバソフトウェアです。豊富な導入実績に裏打ちされた安定性とともに、わかりやすいGUIにより専門知識がなくても運用を可能とするユーザビリティの高さが特徴です。

企業内のネットワーク環境において、無線LAN・VLAN・リモートアクセスなど様々なケースでの「認証」と「アクセス履歴の記録」のためにRADIUSサーバが利用されています。
ここ数年は、LANケーブル敷設コストの削減やユーザの利便性向上が図れることから、無線LANの導入が年々増加する傾向にありますが、無線LANへのアクセス時に、ID・パスワードのみの認証方式では、認証情報の詐取・類推のおそれがあり、不正アクセスの防止策としては課題が残ります。
『クライアント証明書とRADIUSによる認証強化ソリューション』は、クライアントとサーバ間で電子証明書を使った相互認証を行なう最も強度の高い認証方式(EAP-TLS)により、無線LANにおける不正アクセスへの防止策として有効なソリューションです。
また、社内の無線LANだけでなく、出張先・自宅などの外出先からのリモートアクセスにおいても、iPhone/iPad/モバイルPCなどにクライアント証明書を格納することで強固な端末認証を同時に実現します。


お客様は、『クライアント証明書とRADIUSによる認証強化ソリューション』をご利用いただくことで、以下のメリットを享受いただけます。

・ 無線LANにおけるクライアント証明書認証(EAP-TLS)の実現
・ SSL-VPN・IPsecなどのリモートアクセスにおける端末認証の実現
・ 上記2点を組み合わせた社内・外出先からのクライアント証明書による厳格な認証の実現
・ 「fullflex EG」による認証基盤の統合、わかりやすい日本語GUIによる運用が可能
・ 「Gleas」の標準機能であるWeb画面による電子証明書の安全かつ簡単な配布

両社は、『クライアント証明書とRADIUSによる認証強化ソリューション』に関する販売・プロモーションを共同で進めることにより、今後3年間で20社への導入を目指します。

株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズについて

株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズは、PKI(公開鍵暗号基盤)を利用した製品開発・販売企業です。自社開発の「プライベートCA Gleas」を中心に、USB トークンやスマートカードなどの認証デバイスと組み合わせたビジネスを積極的に展開しています。 「Gleas」では、お客さま自らが証明書の発行要求やダウンロードなどの管理業務を実施できるユーザ申込画面を新たに追加するなど、ユーザ登録業務を簡略化することにより、中小規模から10万ユーザを超える大規模なお客さまの環境においても、ご利用可能となります。

株式会社アクセンス・テクノロジーについて

アクセンス・テクノロジーは、2001年8月、RADIUSを中心とした研究・開発を行うR&D会社として設立されました。RADIUSサーバソフトウェア「fullflex」シリーズのラインナップを拡充し、現在は、新規技術開発や自社製品の開発・販売を行っています。
「fullflex」シリーズは、大手通信事業者等のサービス60例以上に基幹の認証システムとして採用され、累計で5,700万IDを超えるユーザ数(2007年4月調べ)をカバーしてきました。また、企業内などで使用する小~中規模向けパッケージ製品も、業種を問わずこれまでに約750ライセンスを出荷しています。 また、RADIUSサーバのIPv6化を全国に先駆けて行うなど、新技術を反映させた製品開発にも意欲的に取り組んでいます。ユーザ認証はサービスの入口であり、この部分での障害発生はサービスが滞ることを意味します。
「fullflex」シリーズは、サービスの停止が許されないミッション・クリティカルな環境で実績を重ね、安心して導入・運用できるRADIUSサーバとして 、多くのお客様から支持を得ています。

【本件に関する問い合せ先】
株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ
E-Mail:sales@jcch-sss.com
TEL:03-5615-1020
FAX:03-5604-1563

株式会社アクセンス・テクノロジー
E-Mail:sales@accense.com
TEL:03-5206-7740
FAX:03-5206-7830
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