第一部では国家戦略の観点から議論を展開します。はじめにアトキンソン氏が、イノベーションの国別比較調査に基づきつつ、グローバル時代の競争力について特別講演を行います。続くパネルディスカッションでは、日本はこれまでどういう技術戦略をとってきたのか、標準化などの技術戦略で日本が成功できなかった理由は何か、について議論します。さらに、産業構造の再編を促すという観点からも期待が高まっているスマートグリッドについて、日米の動向を比較しつつ、日本の課題を掘り下げます。
第二部は、民間の視点からディスカッションを行います。「標準化戦略」「企業変革と技術戦略」「雇用創出のための技術戦略」をキーワードとして、豊富な企業経験を持つパネリストが議論を展開します。
開催概要およびプログラムは下記のとおりです。ぜひご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
記
■日時:2011年1月26日(水)14:00~17:40
■場所:国際大学GLOCOM ホール
■参加費:3万円(税込み・懇親会費含む)
*有料参加者は、2月23日(水)15時~開催のCTOラウンドテーブルにご招待いたします。
○テーマ「日本の標準化戦略はどうあるべきか」
○講師:宮部義幸(パナソニック株式会社役員)
■申込先:以下のURLからお申込みください。
(リンク »)
■定員:30名(申込多数の場合には抽選になります。)
※CTOラウンドテーブルの2009年度成果報告書および2010年度の活動については、以下のURLでご覧いただけます。
(リンク »)
■プログラム
【開会挨拶】宮原明(国際大学GLOCOM所長)
【第一部】
14:00-15:30 特別講演(逐次通訳付)
講師:ロバート・アトキンソン(ITIF代表)
演題:「グローバル時代の米国の技術戦略とイノベーション」
15:30-16:30 パネルディスカッション
テーマ「技術とイノベーションの国家戦略」
司会:中島洋(CTOラウンドテーブル主査/国際大学GLOCOM主幹研究員)
パネリスト:
ロバート・アトキンソン
田中芳夫(独立行政法人産業技術総合研究所参与/東京理科大学大学院教授)
松田洋平(経済産業省商務情報政策局情報経済課課長補佐(企画調整)
丸山 力(徳島県最高情報統括監/国際大学GLOCOM上席客員研究員)
【第二部】
16:40-17:40 パネルディスカッション
テーマ「グローバル時代の企業の技術戦略」
司会:中島洋 国際大学GLOCOM主幹研究員
パネリスト(50音順):
伊原木正裕(横河電機株式会社研究開発本部技術戦略センター マネージャ)
高橋秀明(慶應義塾大学大学院教授)
所眞理雄(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長)
永島 晃(東京農工大学客員教授)
宮部義幸(パナソニック株式会社役員)
【懇親会】18:00~
概要: 国際大学
国際大学(International University of Japan; 略称IUJ)は、国際的に活躍する人材の育成を主目的に1982年に設立された大学院大学です。広くわが国の経済界、教育界並びに地域社会から多くのご支援をいただき、日本で最初の、全て英語による教育を基盤としたプロフェッショナルスクールとして、国際社会に貢献するために必要な専門知識と、異文化に対する理解と共感を持ったグローバルリーダーを養成しています。約50カ国からの学生が在籍するキャンパスは、異文化理解、国際感覚等が自然と培われる環境となっています。
お問合せ先:
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)
担当:小島安紀子
email:akiko@glocom.ac.jp
電話:03-5411-6675
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。