ビデオの消費は誰が利用し、そしてどこへ向かうのか?

株式会社データリソース

2011-03-09 16:00

米国の市場調査会社インスタット社は出版レポート「米国の家庭向け動画市場調査: 市場動向、セグメント毎(ライブラリ/ストレージ/視聴)の利用状況、将来予測 -Home Video Libraries, Storage, and Viewing Trends 」のプレスリリースにおいて、2015年には米国の消費者は、購入したビデオコンテンツを450万GB以上所有しており、それは各家庭には最大65GBあるということになるだろう、との予測結果を発表しました。
クラウドによるストリーミングが大流行しているものの、消費者がPCでデジタル動画をダウンロードして視聴し、管理したり保管したりという方法がすでに先行している。米国調査会社インスタット社の消費者調査によれば、米国のブロードバンド世帯の約50%がデスクトップPCに、ノートPCでは30%が動画を保管していると回答している。ゲーム機やポータブルメディアプレイヤ、フラッシュデバイス、モバイル端末の割合は少なかった。


「デジタルエンターテインメント産業は、米国の消費者をダウンロード販売(EST、electronic sell-through)や家庭でのビデオライブラリの構築へと導いている。しかし、デジタルビデオのビジネスモデルは現在、ディスクの実物、無料コンテンツ、ビデオオンデマンド、ストリーミング、レンタルモデル、さらには買いきりなどが混在している。しかし、動画のダウンロードと保管はそれらすべてにとって成長の重要な要因である。2015年には米国の消費者は購入したビデオコンテンツを450万GB以上所有しており、それは各家庭には最大65GBあるということになるだろう」とインスタット社の主席アナリストKeith Nissen氏は語る。


インスタット社は、下記についても調査した。
●ビデオライブラリのバックアップをとるのは、ブロードバンド世帯の38%
●米国のブロードバンド世帯で複数の機器で保存したビデオを視聴するのは10%
●同じコンテンツのコピーを別々のデバイスで複数保管するだろう
●複数回見られるテレビ番組と映画だけを購入するだろう
●米国のブロードバンド世帯で同じデバイスでビデオコンテンツを取得、保存、視聴するのは64%


米国調査会社インスタット社の調査レポート「米国の家庭向け動画市場調査:市場動向、セグメント毎(ライブラリ/ストレージ/視聴)の利用状況、将来予測 ー Home Video Libraries, Storage, and Viewing Trend」は、米国のホームネットワーキングの普及と、ブロードバンド世帯がどのように利用しているかを調査した。ディスク現物と電子ホームビデオライブラリの規模を定量化し、ビデオコンテンツがどのように取得、保存、視聴されるかを調査している。米国のネットワーク世帯数、ビデオ消費行動、ESTとレンタルビデオのディスク販売数、オンラインテレビと映画のレンタルとホームビデオライブラリの容量の、5年間の予測を提供している。


【調査レポート】
米国の家庭向け動画市場調査: 市場動向、セグメント毎(ライブラリ/ストレージ/視聴)の利用状況、将来予測
Home Video Libraries, Storage, and Viewing Trends
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