箕面市では、彩都地区においてUR都市機構・大阪府などと共に、環境にやさしい魅力あるまちづくりを本格化させており、今年4月には、府内で2校目となる小中一貫校「箕面市立彩都の丘学園」が開校するなど、順次まちびらきが行われています。
今回新たな取り組みとして、箕面市とUR都市機構が整備する「国文都市6号公園」の設計イメージ図を同学園の子どもたち自らが描き、それをもとに箕面市とUR都市機構が実施設計を行い、造成・施設整備して具現化します。
2 「国文都市6号公園」の特徴
公園は、箕面市立彩都の丘学園のすぐ近くの彩都中心部に位置し、同学園と並ぶ地域コミュニティの核となります。丘陵地のため、中央区にあるツインタワーや生駒山など大阪平野を一望できる箕面で最大規模(約2.6ha)の都市計画公園となります。
「国文都市6号公園」までの距離
・大阪モノレール「彩都西駅」から徒歩18分(約1.4km)
・箕面市立彩都の丘学園から徒歩3分(約240m)
3 地域学習の授業を活用した公園づくり
今回の取り組みは、地域学習の授業を活用して、小学3年生から6年生までの児童29人が合同で、公園予定地の現地調査から他の公園事例の情報収集、アイデアを出し合うワークショップを経て、公園の設計イメージ図を描いていきます。
ワークショップでは、現地調査と情報収集を踏まえて、「小川があれば癒される」、「芝生を敷けば安全」などといった、地域のみなさんから愛される公園には何が必要かアイデアを出して、それをもとに公園の設計イメージ図を描きます。
設計イメージ図を描いた後も、苗木の植え付けなどのフィールドワークを行います。
これらの取り組みを通じて、子どもたちにはものづくりの喜び、難しさを肌で感じてもらうことで、地域への愛着心の育みにつなげていきます。
【予定スケジュール】
(1)児童
平成23年度
◆現地調査、情報収集(1学期)
7月7日(木)のオリエンテーション、19日(火)の公園予定地探検を経て、夏休みに様々な公園の事例を各家庭で収集してもらい、児童が考える公園のデザインや利用したい遊具などを検討します。
◆ワークショップ、設計イメージ図作成(2学期)
地域のみなさんから愛される公園にするには何が必要なのかを話し合い、みんなでアイデアを出し合います。
出てきたアイデアを踏まえ、公園の設計イメージ図を描きます。
平成24~25年度
◆フィールドワーク
苗木の植え付け、様々な生き物が暮らせるビオトープづくり など
(2)箕面市、UR都市機構
平成24年度
◆実施設計
子どもたちが描いた設計イメージ図をもとに、実施設計を行います。
◆造成工事
平成24年の夏頃から公園の造成工事に着手し、平成25年3月頃に工事完了させます。
平成25年度
◆施設整備工事
造成工事が完了後、公園施設整備の工事に着手し、平成26年2月頃までに工事を完了させ、開園の準備を行います。
平成26年春「国文都市6号公園」開園、供用スタート
開園後は、公園に愛着をもって大切に利用していただくために、地域の大人も参加して、清掃や除草などの美化活動や花壇の維持管理などの活動につなげていきます。
問い合わせ先
箕面市 みどりまちづくり部 公園課 TEL:072-724-6749
箕面市立彩都の丘学園 TEL:072-726-9901
UR都市機構 彩都開発事務所 事業調整課 TEL:072-727-2706
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。