インフォマティカ、ビジネスを加速するマスターデータ管理製品 「Informatica MDM」を発表

~複数システムに散在するデータの矛盾や重複を解決するマスターデータ管理製品~

インフォマティカ・ジャパン株式会社

2011-11-15 12:00

データ インテグレーション ソリューションにおける独立系リーディングプロ
バイダー、インフォマティカ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締
役社長:吉田浩生、以下 インフォマティカ)は本日、マスターデータ管理製品
「Informatica MDM」の国内提供開始を発表します。Informatica MDMは、データ
管理ソリューションのひとつとしてマスターデータ管理(MDM)機能を提供します。

今日の企業では、顧客、製品、パートナー、サプライヤなどに関するビジネス上
重要なデータに整合性がなかったり、重複したりするなど不正確なデータが存在
しているうえ、そのデータが、社内外の異種システムにさまざまな形式で保存
されているような状況が少なくありません。このような状況では、戦略的なビジネス
課題に迅速に対応することができずに収益機会を逸失したり、業務の生産性の
低下を引き起こしてしまう可能性があります。しかしながら、不整合なデータを
整理するコストは膨大で、こうした問題を解決するのはたやすいことではありま
せん。なぜなら、企業の成長に合わせてパートナー企業やシステムが増加する
ことで、処理すべきデータ量やデータ形式の種類は、かつてないほど増加している
からです。その回避策として現在、大きな期待と関心が寄せられているのが、
マスターデータ管理です。

Informatica MDM は、複数の個別システムに管理されているデータを信頼性の
高いビューを使い提供することによって、業務の改善、新しい販売機会の獲得、
戦略的課題の解決を可能にします。また単一プラットフォームでのマルチドメイン
MDMという独自のアプローチを採用しており、これによって、任意のビジネス上
重要なデータから管理を始めて、少しずつマスタードメイン(顧客、製品、
パートナー、サプライヤ、資産、場所など)を追加することが可能であり、変更
にも柔軟に対応することができます。また、最重要課題から小さく導入をして
いくことができるため、短期間で運用でき、管理や、その後の移行も容易になり
ます。Informatica MDMを活用することによって企業は、ビジネスの優先課題に
効果的に取り組めるようになるため、業務効率の改善、ビジネスの俊敏性の
向上につながります。

Informatica MDM は、すべての MDM 要件(データ統合、プロファイリング、
マスターデータ品質、マスターデータ管理)を包括的にサポートします。そして複数
のシステムにさまざまな形式で存在するデータについて、その矛盾や重複を検知
して問題を解決することが可能です。具体的には、次のようなビジネス要件に貢献
します。

・ 顧客データ管理:
一貫した正確なビューを使い、顧客や顧客との関係(複数の地域や部門を横断
する場合を含む)を把握することができます。
・ 製品データ管理:
全社の製品や製品構成に関する正確な製品マスターデータを入手することが
できます。
・ ビジネス インテリジェンス、レポート作成、分析:
重要なアプリケーションにおいて信頼性の高い関連性が紐付けられた情報に
基づいた意思決定を行い、効率化を実現します。
・ B2B 顧客およびチャネル管理:
部門、子会社、製品、サービス、チャネルパートナー、またはこれらの複雑な関係
など、顧客に関する 360 度のビューを構築することができます。
・ リスク管理およびコンプライアンス:
顧客、取引先、契約、取引、金融商品、事業部門、地域の可視性を支援します。

日本に先駆け、海外では金融、保険、証券、ライフサイエンス、製造業、ヘルス
ケア、政府などの各業界の大手グローバル企業や組織が Informatica MDM を
利用して以下のような成果を上げています。

1. 顧客獲得率、維持率を改善して収益を増加
単一の顧客ビューまたは拡張顧客ビューを利用し、顧客ニーズを把握し、クロス
セルとアップセルを効果的に実践
2. 顧客管理を最適化し競争力を強化
複数のマスターデータ(顧客、製品、パートナー、サプライヤ、契約、アカウント、
従業員、場所など)を同一プラットフォームで管理することによる運用の俊敏性
を向上
3. 合併や買収による投資価値を早期回収
業務統合を伴う重要なデータ資産を効率的にマージすることにより合併や買収
による投資価値を早期に回収
4. 全社レベルでの意思決定を改善
ビジネス上重要なマスターデータの正確性、信頼性、および適時性を改善して、
グローバル規模で全社の情報に基づく意思決定を実現

インフォマティカは、こうしたベストプラクティスを国内においても提供していき
ます。また、信頼性の高いデータ統合プラットフォームとマスターデータ管理を
融合させた「データ・インテグレーション(DI)プラットフォーム」の提供を通じ、
既存顧客を中心に拡販を図ります。


※Informatica MDMの日本国内での提供は、年内を予定しています。
※Informatica MDMに関する詳細は、こちらよりご覧いただけます。
(リンク »)
※Informatica 9.1に関する詳細は、こちらよりご覧いただけます。
(リンク »)


インフォマティカ社について
Informatica Corporation (NASDAQ: INFA) はデータ インテグレーション
ソフトウェアおよびサービスにおける世界No.1独立系プロバイダーの1社です。
世界中の企業がタイムリーで信頼できる最適なデータによって、最も重要な
ビジネスニーズを満たし競合優位性を手にしています。現在、インフォマティカ
のビッグデータ、データ統合、データ品質管理ソリューションは世界4,500社を
超える企業において、企業内やクラウド等の企業外に保有する既存情報資産
へのアクセスや統合の実現に活用されています。 インフォマティカに関する
詳細はインフォマティカ・ジャパン株式会社(代表 03-5229-7211)までお問い
合わせいただくか、弊社 Web サイト
(リンク ») をご覧ください。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]