ヘイズ、適性検査に関するコメントを発表

Hays PLC

From: JCN Newswire

2011-12-05 12:30

Tokyo, Dec 5, 2011 - ( JCN Newswire ) - 人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:クリスティーン・ライト、以下ヘイズ・ジャパン)は、同社が半年ごとに発行する人事専門誌『ヘイズ・ジャーナル』の中で、多くの企業が人材採用の過程でよく使用する適性検査について、重要な役割を果たしてはいるものの、人材採用に関わる課題を克服する万能薬ではないと説明しています。さらに、適性検査について企業や求職者が誤解しがちな点についても説明しています。

ヘイズ・ジャパン代表取締役のクリスティーン・ライトは次のように述べています。「適性検査は単なる能力テストではありません。適性検査を行うことで職場環境への順応性、仕事に対する興味、やる気などを探ることができます。企業は昇格や研修、人材育成などの対象者を選ぶ際に人材の性格、能力、適性、素質についてよく知るために適性検査を行います。一例ですが、本人が営業職として成功していると思っていても、上級管理職になるためのトレーニングの第一候補とはなれないことを検査結果が示唆する場合もあるのです」。

「このような目的で企業が使う様々な適性検査には、対象者の基本的な計算能力や戦略的思考、複雑な交渉下での言語能力を測るものや設問集など様々なツールがあります。検査結果は、対象人材の強み、素質、やる気、仕事のやりかた、文化的な適応度を見るために使われます。ただ企業には、採用にまつわる課題すべてが適性検査で解決されるものではないことをご理解いただきたいと思います。求職者の職歴をみて将来のパフォーマンスを予測し、面接で人材の評価を行うことをお勧めします」。

ヘイズでは適性検査を検討している企業へ次のようなアドバイスを行っています。

●適性検査は、実施、分析、結果報告の研修を受け資格をもった社員が取り扱うようにしてください。使用する適性検査は信頼のおける有効なものであることを確認してください。

●適性検査ツールには、特化した能力を評価するものが多数あるので、評価したい能力と確実に関連性のあるものを選んでください。

●機会平等のため、検査対象者の母国語で適性検査を行ってください。複数の国で企業幹部の適性検査を行う場合、使われる言語のすべてが表記されている適性検査を選んでください。

●統計や法律で正当化できるものを除き人材を選別する目的で数値に下限を設定することは避けましょう。

●業績・成果を継続的に評価しましょう。個人の適性検査結果を記録してその後の成果と比較し、適性検査の効果を測りましょう。

またヘイズでは求職者へ次のようなアドバイスを行っています。

●適性検査を自分の強みをさらに強調できる機会だととらえるとよいでしょう。

●ほとんどの適性検査は複数選択肢に対し正・誤を回答する形です。これはあなたや他の被検者を客観的に判断しようとしているものです。

●人材紹介会社から検査のサンプルを提供してもらうか、インターネットで無料サンプルを探し、慣れておくとよいでしょう。しかし、あなたがこれから受ける適性検査は仕事内容で異なり、サンプルや練習とは全く異なる新たな設問であることを忘れないでください。

●適性検査を受ける際は指示を注意深く読み、わからないことは質問してください。

●時間制限がある場合、全体の質問数から各設問に使える時間を割り当てましょう。質問を正しく読み、できる限り素早く回答をしてください。

●もし回答が分からない場合でもランダムに答えるのではなく、誤りと思われるものから消去して一番正解に近いと思われるものを選びましょう。

『ヘイズ・ジャーナル』の詳細は www.hays.co.jp (リンク ») をご覧ください。

ヘイズ・グループについて

ヘイズ・グループは、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストのリクルーティング会社です。世界31カ国*、255の拠点において、7,600人超の従業員が経験やスキルを備えた人材に関するサービスをグローバルに提供しています。

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社について

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は、ヘイズ・グループの日本法人として2001年に東京で設立され、日本においては今年設立10周年を迎えました。同社は日本で唯一、東京赤坂本社、新宿支店、大阪支店の3つの国内拠点を擁する外資系人材紹介会社です。「経理・財務」、「金融」、「ファイナンス・テクノロジー」、「人事」、「ヘイズ・リース・マネージメント」、「インフォメーション・テクノロジー」、「保険」、「法務」、「ライフ・サイエンス」、「オフィス・プロフェッショナル」、「不動産関連」、「セールス&マーケティング」、「サプライチェーン」の13の専門分野に精通したコンサルタントが豊富な知識と経験をもとに、正社員から契約・派遣社員まで、企業の人材採用や個人のキャリアアップを支援しています。

* 日本をはじめ、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、コロンビア、中国、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカの計31カ国

本件に関するお問い合わせ先:
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社
朝倉 03-3560-1529
E-Mail:keiko.asakura@hays.co.jp

概要:Hays PLC

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