※アップグレードを含みます
国内の放送のデジタル化は、昨年7月に地上デジタル放送に完全移行に続き、同10月にはBSデジタルチャンネル拡充されました。そして、今年4月には、BSデジタルの更なるチャンネル拡充が予定されており、各放送局やケーブル事業者も含め、デジタル放送技術を駆使した番組の企画・制作環境の整備が必須となってきています。
その中で、Foliage Version3シリーズは、高度な技術を必要とせず直観的なマウス操作により、インターネットのホームページ (HTMLコンテンツ)と同等の容易さでデータ放送コンテンツの制作を可能にする国内唯一の汎用BMLオーサリングツールであり、NHKや地上波民放各局、BSデジタル各局、ケーブル事業者、コンテンツ制作会社などに受け入れられ、短期間での大量出荷につながりました。
地上デジタル放送が本格化したことで、新たな放送サービスが模索される中、今後の放送コンテンツの方向性の1つとして注目されるのは、スマートフォンをはじめとするモバイル通信機器との連携や、TwitterをはじめとするSNS(ソーシャルネットワークサービス)との連動など、クロスメディア化への展開です。そして、放送サービスと通信サービスとのゲートウェイとなるのがデータ放送であり、データ放送の充実がクロスメディア化への軸足であることから、メディアキャストでは、「Foliage Version3シリーズ」の販売をさらに強化し、データ放送コンテンツ制作フローのさらなる効率化と、創造性の高いデータ放送コンテンツの制作と、データ放送普及に寄与していきます。
Foliage Version3シリーズには、固定受信機用「Foliage typeA Version3」と、ワンセグデータ放送用「Foliage typeC Version3」の2種類があり、制作・編集に便利な各種新機能を追加搭載し、操作性を大幅に改善させています。また、「Foliage typeA Version3」はBSデジタル放送やCS110放送に対応しています。
価格は、いずれも新規購入で59万8千円(1ライセンス/税別)、旧バージョンからのアップグレードは24万8千円(1ライセンス/税別)です。
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■「Foliageシリーズ」について
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「Foliage」シリーズは、ARIBが策定した地上デジタルデータ放送規格(ARIB STD B24、ARIB TR-B14 A-Profile/C-Profile)に準拠した国内唯一の汎用BMLオーサリングツールで、高度な技術を必要とせず直観的なマウス操作により、インターネットのホームページ (HTMLコンテンツ)制作と同等の容易さでデータ放送コンテンツの制作を可能にします。ECMAscript編集支援機能やデバッグ機能、画面プレビュー機能などを備えており、BML初心者から上級者まで幅広いユーザーのニーズに応え、制作コスト削減と共にシームレスで効率的な制作環境が実現します。
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
※ BML
(ビーエムエル:Broadcast Markup Language)
ARIBが策定した放送規定に準拠したXMLベースのデータ放送向けページ記述言語
※ ARIB
(アライブ:Association of Radio Industries and Business) 社団法人電波産業会
(リンク »)
※ ECMAscript (エクマ スクリプト)
JavaScriptの標準規格。Netscape Communications社とMicrosoft社でJavaScriptの仕様が微妙に異なっていたため、両社が参加の上、ECMA (European Computer Manufacturer Association / エクマ:ヨーロッパ電子計算機工業会)が標準化したもの。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。