企業内のIT業務を毎日時間単位でアウトソーシング 「スマートテレワーク+ITお手伝いサービス」を新発売

~東日本大震災の被災者等が在宅型テレワーカーとして作業~

株式会社ワイズスタッフ

2012-02-20 16:00

株式会社ワイズスタッフ(本社:奈良県生駒市、代表取締役:田澤由利)とNTTアイティ株式会社(本社:横浜市中区、代表取締役社長:岡田和比古)は、“会社内のさまざまなIT業務”を時間単位で手軽にアウトソーシングできる「スマートテレワーク+ ITお手伝いサービス」を2月21日(火)より開始いたします。
2015年までに在宅型テレワーカーを700万人にするという政府の目標を受け、ワイズスタッフは、「ITお手伝いサービス」によるIT業務のアウトソーシングを、NTTアイティは、クラウドサービス「スマートテレワーク」による社外や在宅での社内IT業務実施を推進してまいりました。今回、二社の協業により、さまざまなIT業務を時間単位で手軽にアウトソーシングすることが可能となります。
在宅型テレワーカーのアウトソーシング時の作業状況把握とセキュリティの確保については、NTTアイティのWeb会議「ミーティングプラザ」(※1)を利用して社内から映像で確認を行うこと、ユビキタスリモートアクセス「マジックコネクト」(※2)を利用して社内のPC/サーバで安全に実施することで実現します。
また、在宅型テレワーカーの管理・教育は、在宅就業者のマネジメントで14年の実績をもつワイズスタッフが担当し、実務作業はワイズスタッフ登録のスタッフ150名、厚生労働省ひとり親家庭等の在宅就業支援事業(※3)で教育されたテレワーカー、およびワイズスタッフが東日本大震災の被災者支援で育成しているテレワーカーが担当します。
新サービス「スマートテレワーク+ ITお手伝いサービス」の詳細内容は、3月1日(木)に東京都内で開催されるテレワークマネジメント特別セミナー(※4)で、詳しくご紹介いたします。

■販売開始の経緯
ワイズスタッフは、北海道と奈良にオフィスを持ち、14年間テレワーク(在宅就業)を実施してきた企業で、全国150名の在宅型テレワーカーを擁しています。厚生労働省のひとり親家庭等の在宅就業支援事業において「ITお手伝いサービス」( (リンク ») )という企業の小さなIT業務から受注するサービスをスタートさせ、また、昨年の東日本大震災被災地への就業支援として、テレワーカー育成などの活動を実施してまいりました。
NTTアイティは、従来よりインターネットを経由して、Webブラウザでテレビ会議を行うミーティングプラザサービスと、社外から社内の自席PCやサーバに、安全にリモートアクセスするマジックコネクトサービスを、クラウドサービスとして提供してまいりました。ミーティングプラザサービスは、3,000社以上の導入実績を持つ資料共有型Web会議サービスです。また、マジックコネクトサービスは、1、800社以上で利用されているリモートアクセスサービスです。NTTアイティでは、昨年、これら2つのサービスを組み合わせ、在宅の就業希望者、学生などの人材をテレワーカーとして活用するスマートテレワーク( (リンク ») )のサービス提供を開始し、ご好評をいただいております。
今回、二社のそれぞれの強みを生かし、お客様の不安やニーズを実現するサービスの提供と、協業によるそれぞれのサービスの強化を行います。ワイズスタッフでは、「ITお手伝いサービス」によって、企業における小規模なIT業務アウトソーシングを受注してきましたが、NTTアイティと協業することにより、「どんな人が、いつ作業をしているかがわからない」といった発注企業の不安の解消、業務内容の打ち合わせの簡易化、および時間単位で業務を委託したいなどのお客様ニーズへの対応と幅広いお客様への適応を実現します。NTTアイティでは、テレワーク向けクラウドサービスによって、有能な作業者の雇用、業務品質を維持する環境の提供を行っておりましたが、ワイズスタッフとの協業により、広くこの環境を使っていただくことが可能になり、テレワークの一層の拡大を目指します。
 ワイズスタッフは、豊富な経験とノウハウを生かして、企業向けの販売と同時に、被災者を含めたテレワーカーの管理を担当し、NTTアイティは、スマートテレワークによるプラットフォームの提供を行います。

■「スマートテレワーク+ITお手伝いサービス」の概要
「スマートテレワーク+ ITお手伝いサービス」は、テレワーカーの映像を常時Webカメラで撮影することで、作業している様子を確認することができます。また、映像を録画することによりテレワーカーの作業状況を後から確認することを可能としました。同時に、資料共有型Web会議がいつでも可能なため、作業内容の説明、質疑応答などのコミュニケーションを通して、テレワークの生産性を向上させることが可能となります。

・セキュリティが必要ない作業の場合
企業からワイズスタッフに、FAXやメール等で作業データを送信することにより業務の委託が可能です。

・セキュリティが必要な作業の場合
テレワーカーは、安全なマジックコネクトNDLを用いて、社内のPC/サーバにリモートデスクトップ接続を行います。テレワーカーは社内のPC使用業務のすべてを実施することができますが、ファイルを転送できないため、情報ファイルが社外に流出することはありません。テレワーカーが作業中のファイルは、社内からいつでも閲覧することができ、進捗状況、生産性の把握が可能です。

・社内のPC/サーバを用意できない場合
仮想デスクトップサーバを用意いたしました。企業はファイル転送が可能なマジックコネクトEXタイプでこのサーバに被作業用のファイルをアップロードします。テレワーカーはファイル転送のできないマジックコネクトNDLで作業を行うことによりセキュリティを確保した業務が可能となります。
 
・契約単位
契約企業は、毎日1時間以上1カ月単位でこのサービスを利用することが可能です。契約業務は、PCで実施可能な庶務的業務、ワープロ入力、数値入力、翻訳業務などのIT業務です。

「スマートテレワーク+ITお手伝いサービス」の特長
○手軽に発注が可能
  ・伝票入力、出張手配、資料作成など、身近な社内業務を発注できます
 ・業務内容は、電話やWeb会議でうかがいます

○低コスト
  ・在宅作業のため、社内に机やスペースを用意する必要はありません
  ・繁閑に合わせて、毎日1時間単位で発注できます(月20時間以上)

○品質維持
  ・訓練された優秀なテレワーカーが作業を担当します
 ・在宅就業管理14年のワイズスタッフがテレワーカーをマネジメントします

○安心セキュリティ
  ・社内で作業しているように、テレワーカーの様子を確認できます
 ・作業の機密度に応じて、「社内のPCを利用」「仮想サーバを利用」、「メールを利用」等、作業環境をお選びいただきます
  

■提供形態
ミーティングプラザとマジックコネクトのクラウドサービスで提供。

■価格(下記は一例、業務内容による)
初期費用 なし
月額使用料例
36,000円 ~(1ヶ月あたり20時間の時。消費税別。業務内容により異なります。)
20時間を越えた超過利用分については、1時間ごと上記価格の時間当たりの料金を加算。
(上記価格はミーティングプラザ利用費用を含む。マジックコネクト利用費用は別途。)


■販売開始日と販売目標
販売開始:2012年2月21日(火)
販売目標:年間 100,000時間

<お問い合わせ先>
 ●「スマートテレワーク+ITお手伝いサービス」のサービス内容について
株式会社ワイズスタッフ
担当 : 堂本
TEL : 0157-61-5012 FAX : 0157-61-5013
URL : (リンク »)

● スマートテレワークプラットフォームについて
NTTアイティ株式会社
担当 : 岸野、一之瀬
TEL : 045-651-7555 FAX : 045-224-6799
E-mail : info-st@ntt-it.co.jp
URL : (リンク »)

(参考)
(※1)ミーティングプラザ (URL (リンク ») )
「ミーティングプラザ(MeetingPlaza)」は、パソコンとカメラ、マイク、インターネット回線を利用し、最大32拠点から参加可能なWeb会議クラウドサービスです。TV会議専用端末との接続や、HDサイズの高解像度表示、スマートフォンからの参加も可能です。クラウドサービス提供の他にシステム販売も行っております。

(※2)マジックコネクト (URL (リンク ») )
「マジックコネクト(MagicConnect)」は、会社の自席PC、サーバへ社外からアクセスし、テレワークができるクラウドサービスです。会社のPCのデスクトップ画面だけを社外に持ち出して作業するため、情報ファイルの流出がない安全なリモートアクセスが可能です。クラウドサービス提供の他にシステム販売も行っております。NDLタイプは手元PCへのファイルダウンロード、コピー&ペースト、プリントアウトができないタイプ、EXタイプは全て可能なタイプです。

(※3)厚生労働省 ひとり親家庭等の在宅就業支援事業 ( (リンク ») )
厚生労働省がひとり親家庭等の在宅就業を推進するため、実施している事業。都道府県および市が実施主体となって、業務の開拓、仕事の品質管理、従事者の能力開発、相談支援等を一体的取り組みます。

(※4)テレワークマネジメント特別セミナー
3月1日(木)14時より、東京駅・新丸ビルにて、テレワークマネジメント特別セミナーを開催いたします。当セミナーでは、「スマートテレワーク+ITお手伝いサービス」のご紹介とデモンストレーションを実施いたします。また、「厚生労働省 ひとり親家庭等の在宅就業支援事業」における、教育時間の管理、および業務開拓としての「時間単位のアウトソーシング」についてお話いたします。詳しくは、テレワークマネジメントのホームページをご覧ください。
( (リンク ») )
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