(1)簡単・便利な自動貸出・返却サービス
箕面市は、平成24年4月20日(金)から全ての市立図書館(6館)で一斉にICタグシステムを導入し、図書の貸出・返却の手続を、利用者自身が簡単にかつスピーディーにできるようにします。
これまで、本の貸出・返却は職員が対面で手続きを行っていましたが、これからは本をまとめて自動貸出機にのせ、タッチパネルを押すだけで貸出手続きが完了します。また、返却は、アンテナが付いた返却用ポストに投入するだけで完了という簡単かつスピーディーな貸出・返却ができるようになります。
図書の貸出・返却を完全に自動化するのは、府内で箕面市が初めてです。
(2)インターネット環境の整備
すべての図書館へ無線LANを設置するなどインターネット環境の整備や、タブレット端末の無料貸出しにより、ビジネスや学習に役立つ最新の情報検索が可能になります。
○無線LANの設置
どなたでも利用可能な無線LANを設置することで、図書館でご自身のパソコンを使い、無料でインターネットをご利用いただけます。
○タブレット端末の貸出
最新鋭のタブレット端末「iPad」を図書館内で無料貸出しますので、ご自身のパソコンを持ち込まなくてもインターネットをご利用いただけます。
(3)図書購入費を2倍に増加するなど基礎サービスを拡充
この4月から毎年の図書購入費を2倍に増やします(年間3千1百万円を年間6千2百万円に拡大)。これにより新刊や人気本など約10,000冊の図書を新たに購入し、予約待ちの日数を大幅に減らします。また自由に選んでゆっくり楽しめる映画や音楽などのブルーレイやDVD、CDも大幅に充実します。
さらに図書館の開館日数も年間で延べ20日以上増やします。
2.図書館業務の効率化によるサービス拡大へ向けて
箕面市では、昨年8月に策定した「箕面市知の拠点づくりアクションプラン」に基づき、ICタグシステムを最大限に活用し、府内で初めて図書の貸出・返却の完全自動化を実現するなど、業務の大幅な見直しにより人件費を8千万円圧縮します。
こうして圧縮した経費により、図書購入費を2倍増するなど既存サービスを拡充するにとどまらず、図書館の空白地域である小野原地域と止々呂美・箕面森町地域には図書館を新設します。まずは平成25年5月に小野原地域に新図書館をオープンしますが、市の図書館にかかる年間総費用を縮減しながらこれを実現します。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。