「プライベートCA Gleas」、Juniper MAGシリーズとのソリューションを発表

~ 電子証明書を利用してGoogle AppsなどのSAML対応SaaSに接続できるデバイスを特定 ~

株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ

2012-08-28 11:00

株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ(本社:東京都荒川区、代表取締役:山田公介、以下JS3)は、プライベート認証局製品である「プライベート CA Gleas(以下、Gleas)」が、ジュニパーネットワークス株式会社の「Juniper MAGシリーズ(以下MAGシリーズ)」と電子証明書を利用してGoogle AppsなどのSAML対応SaaSに接続できるデバイスを特定するソリューションを発表します。
本ソリューションは、Gleasの販売パートナーであるジェイズ・コミュニケーション株式会社(東京本社:東京都中央区、代表取締役社長 : 愛須 康之、以下ジェイズ・コミュニケーション)が本日から販売開始いたします。

MAGシリーズは、ジュニパーネットワークスのJunos Pulseやジュニパー独自のインタフェース、各種サービスと連携し、高信頼のリモートアクセスやLANアクセス、アプリケーション・アクセラレーションを実現します。運用コスト、設備投資の大幅削減、導入環境の高密度化に威力を発揮するほか、セキュアなモバイル/リモート・アクセス・コントロールとネットワーク・アクセス・コントロール(NAC)を簡単に切り替えられる「特性」設定も搭載しています。また、端末もモバイル端末、ノートPC、デスクトップPCまで幅広く対応し、全社的なセキュリティやアクセスのインフラの経済性を大きく高めます。さらに、SaaSアプリケーションとのシングルサインオンを実現するSAML(Security Assertion Markup Language)2.0に対応しており、Google Apps・SalesforceなどのSAML対応SaaSには認証情報の再入力を不要とすることも可能です。

Gleasは、MAGシリーズの前身であるJuniper SecureAccessシリーズ(以下SecureAccess)への対応により、自宅や外出先のiPhone・iPad、AndroidおよびPCから SecureAccess を経由した社内システムへのSSL-VPN 通信において、電子証明書を利用した厳格なセキュリティプラットフォームの安全かつ手軽な構築・運用を実現しています。
このたび、MAGシリーズに実装されたSAML2.0機能との連携を加えることにより、Junos PulseのオンデマンドVPN機能を利用したGoogle Appsへのシングルサインオンが可能となります。シングルサインオンを含むオンデマンドVPNの認証において、電子証明書を利用することにより、接続するデバイスの特定による認証強化が可能となります。
JS3とジェイズ・コミュニケーションは、本ソリューションの販売開始に合わせ、設定例をまとめたホワイトペーパーとパンフレットを以下のURLから提供します。

【ホワイトペーパー】
(リンク »)
【パンフレット】
(リンク »)

Gleas は、プライベート認証局の開発・販売から得たノウハウに基づき、さらに高い柔軟性と操作性を実現するために開発された認証局アプライアンスです。ここ数年、Gleas は企業でのリモートアクセスを中心とした認証ソリューションとしての導入が増加しています。その背景には、インターネット、クラウドなどの普及とともに、スマートフォンなどの新たなデバイスの登場により、企業における情報資産管理に関する大きな変化が発生しているものと思われます。このような変化は、大企業を中心として発生していますが、今後は中堅・中小企業からのニーズが徐々に高まっていくと推測されています。Gleasの企業の管理者業務の効率化を目的とした機能および他製品との関連ソリューションは、お客様からのニーズに基づき開発・搭載したことで高い評価をいただいています。

今回の製品連携について、 ジュニパーネットワークス株式会社 代表取締役社長 マット・コロン氏は次のように述べています。
「昨今のユーザは、様々なデバイス機器からインターナル・クラウドサービスに安全かつ便利にアクセスすることを望んでいます。ジュニパーネットワークスのMAGシリーズが、JS3社のプライベートCA Gleasと連携することにより、ユーザがこれまで以上に便利にかつ安全に社内システムにアクセスすることができます。ジェイズ・コミュニケーション社とのパートナーシップを通じて、私たちの日本における価値提案が拡大し、今日の情報主体のマーケットでビジネスを成功に導く基盤を構築することに寄与します。」

今回の製品連携について、 ジェイズ・コミュニケーション株式会社 代表取締役社長 : 愛須 康之氏は次のように述べています。
「この度の連携ソリューションは、SSL-VPN専用アプライアンス製品分野で、高い販売実績のあるJuniperNetworks MAG/SAシリーズの価値をより更に向上させ、スマートデバイスのビジネス利用によるリモートアクセスにおいて、お客様のネットワークセキュリティのニーズを満たすことのできるソリューションとしてご提案できるものと確信しております。ジェイズ・コミュニケーションでは、パートナーとともに、クラウド時代のネットワークセキュリティを確保する本ソリューションを積極的にご提案してまいります。」

JS3代表取締役の山田 公介は次のように述べています。
「このたびのジュニパーネットワーク社製品とのソリューションおよびジェイズ・コミュニケーション社との販売連携は、当社のプライベートCA GleasをGoogle AppsなどのSaaSサービスを積極的に利用されるお客様にご利用いただく機会の拡大に大きく貢献してくれるものと確信しております。プライベートCA Gleasは、今後も企
業からの様々なニーズにスピーディーかつ積極的に対応を図るとともに、製品・販売パートナー様との連携を強化させていただくことで、さらなる認知に寄与してくれるものと期待しています。」

JS3 とジェイズ・コミュニケーションは、今後も両社で新しいソリューションの連携動作検証を進めます。ジェイズ・コミュニケーションの取り扱う豊富な商材とGleas が連携することで、ネットワークセキュティとユーザの利便性、双方が高まるソリューションが実現します。共同検証によって得たナレッジを含めて、お客さまへ最適なソリューションをご提案してまいります。


■株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズについて
株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズは、PKI(公開鍵暗号基盤)を利用した製品開発・販売企業です。自社開発の「プライベートCA Gleas」を中心に、USB トークンやスマートカードなどの認証デバイスと組み合わせたビジネスを積極的に展開しています。
プライベートCA Gleasでは、お客さま自らが証明書の発行要求やダウンロードなどの管理業務を実施できるユーザ申込画面を新たに追加するなど、ユーザ登録業務を簡略化することにより、中小規模から10万ユーザを超える大規模なお客さまの環境においても、ご利用可能となります。

■ジェイズ・コミュニケーションについて
ジェイズ・コミュニケーション株式会社は1995年4月に設立された、ネットワークセキュリティビジネスに特化した企業です。Juniper Networks、Cisco Systems、Trustwave製品などのディストリビューション事業、インテグレーション事業、サービス事業(保守・運用サービスビジネス、エンジニアリソースビジネス)を展開しています。資本金2億3,750万円、本社 東京・大阪(2本社制)、代表取締役 愛須 康之。公式ウェブサイト (リンク ») 。
・ジェイズ・コミュニケーションはJuniper Networks, Inc. に認定された、エンタープライズセキュリティ製品、アドバンストテクノロジ製品、Ethernet スイッチ製品のディストリビュータ(J-PARTNER Distributor) です。


■本件に関するお問い合わせ
〔株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ〕
〒116-0014 東京都荒川区東日暮里5-52-2 神谷ビル7F
E-Mail:sales@jcch-sss.com
TEL: 03-5615-1020
FAX: 03-5604-1563

〔ジェイズ・コミュニケーション〕
・報道関係のみなさま
マーケティング部 水野
tel : 03-6222-5858
fax : 03-6222-5855
mailto:press@jscom.co.jp

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