帳票市場への進出に当たり、中国国内に拠点を持つ日系企業向けに、多様化するグローバルニーズに対応するための機能を拡充した帳票基盤ソリューション「SVF Ver.9.1(日本語版)シリーズ」 を2012年12月6日に出荷を開始するとともに、2013年1月には中国市場に向けて中国語対応を図った「SVF Essential Suite Ver.9.1」を市場投入します。当初は上海、北京を中心に営業活動を行い、他の主要都市へ地域を拡大していきます。
1stホールディングスは、今後の事業展開における重要なテーマの一つとして、グローバル展開を掲げ、そのスタートとして中国に進出しています。2009年5月に当社100%出資により中国においてウイングアーク上海を設立し、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの「Dr.SumEA」シリーズを販売してきました。
中国においても業務に欠かせない帳票は、その活用範囲や用途が広がっており、特に中国独自の複雑な帳票を作成するニーズが存在しています。同時に、帳票ソフトウェア市場は急速に成長しており、今後も伸長が見込まれています。これを市場機会と捉え、当社は、日本国内で17,000社の導入実績を有し、豊富な活用ノウハウを持つ「SVF」をはじめとした帳票基盤ソリューションの中国展開を決定しました。
2012年12月6日に中国での販売を開始する「SVF Ver.9.1(日本語版)シリーズ」は、直観的に帳票フォームを作成できるインターフェースにより複雑な帳票を簡単に作成できることに加え、大量出力印刷に対しても高いパフォーマンスと安定性を誇る帳票基盤ソリューションです。グローバル市場における要件にも柔軟に対応できるよう、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、フランス語、チェコ語、タイ語の出力が可能なほか、国際標準化機構(ISO)が制定している国際標準形式である「PDF/A」に対応しています。
これまで、システム開発を中国へアウトソーシングする日系企業において、中国国内では「SVF(日本語版)」を購入できなかったために、日本からの輸出手続きが煩雑になる等の理由から「SVF」の開発を中国へアウトソースすることを諦めていたお客様が多く存在していました。今回「SVF(日本語版)」が中国で購入できるようになることで、日系企業の中国へのアウトソーシングを後押しすることができます。本製品は、中国国内に拠点を持つ日系企業向けに販売していきます。
また、2013年1月に市場投入を予定している「SVF Essential Suite Ver.9.1」は、最新版であるVer.9.1製品群の現地企業向けの簡体字中国語版製品で、帳票設計から帳票サーバーの運用、帳票出力まで、一連の帳票運用を可能にするスイート製品としてパッケージ化し、容易な導入を実現しています。本製品は、中国政府や現地の金融機関に対して、現地販売パートナーと共に提案活動を推進していきます。
今後、当社は市場ニーズに対応した製品開発と、販売パートナーを含めた現地企業とのアライアンスによる販路拡大により、中国の帳票市場でのシェア拡大を目指します。
なお、「SVF Ver.9.1」の詳細については下記URLをご参照ください。
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■「SVF(Super Visual Formade)」について
SVFは、業務システムの再構築で課題となる帳票分野のシステム開発を短期構築します。特に、固有の帳票デザインで運用される請求書や伝票、発注書、見積書や給与明細、出荷指図書や検品ラベルなど、業務に必要なあらゆる帳票を少ない工数で設計開発することができます。電子化した帳票は、SVFによる総合帳票基盤の上で、大量出力・Webからのクライアント印刷・PDF・メール・ FAXなど、業務の用途にあった運用を早期に実現できます。国内では17,000社の導入実績があり、基幹システムにおける帳票基盤として多くのお客様に活用いただいております。
<本件に関するお問い合わせ先>
1stホールディングス株式会社 広報担当 山本・高橋
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