絶えず発生しているセキュリティの脅威と、携帯型端末装置の普及により作業場所がオフィスから社外へと広がるのに伴い、大切なデータを保護することの重要性と困難性が高まっています。フラッシュ・ドライブの紛失や盗難は、暗号化されていない場合は重要なデータの流出により、契約不履行、罰金、資金の喪失、顧客や提携先の信用の喪失等を含む多くのマイナスの結果を招くことになるため、極めて危険です。
最近は、悪名高いStuxnetワームの感染媒体、またはFlameウィルスに関係するデータ漏出ベクターとしてUSBメモリが利用されたケースのように、取り外し可能なメディアがセキュリティ上での事件の主要な原因となることが多くなっています。
インターネットに接続されていないPCでもUSBドライブに隠れて入っていたマルウェアによって重要なデータが破壊されたというケースも報告されています。
ある軍事基地で発見されたFlashドライブからのステミング(Stemming)の事例では、マルウェアに感染しているドライブがコンピュータに挿入されたことにより、特定のキーワードに関連したすべてのデータがこっそりと盗みだされました。盗みだされたデータはUSBドライブ上の秘密のフォルダに隠され、そのUSBドライブがインターネットに接続されたコンピュータに挿入されると同時に、アタッカーが指定したIPアドレスに送信されるという仕組みです。
ESET社で北米地域担当責任者を務めるアンドリュー・リー(Andrew Lee)は「マルウェアの一般的な感染源は携帯型記録メディアです。人々はしばしば重要な個人ファイルをUSBドライブに入れて携帯していますが、そのドライブがコンピュータに挿入されたときに感染することがあり得るということを認識していない人がいます。そのような場合、マルウェアは別のマシンに簡単に転送されてしまいます。我々はKingstonやClevXとともに、USB フラッシュ・ドライブのコンテンツをマルウェアから安全に保護し、取り外し可能なメディアを通してマルウェアが外部に拡散して行くのを防ぐソリューションを提供します。」と語っています。
企業のエンドユーザーが当社のUSBフラッシュ・ドライブを強力なパスワードを用いて初期化すると同時に、ESET社のマルウェア保護ソリューションに簡単かつ迅速にアクセスすることができます。管理用設定を行う必要はありません。そのため企業のIT管理部門は貴重なセットアップ時間を費やす必要がありません。パスワードを入力してログインすると同時に、ESETのエンジンがスパイウェア、トロイ・ウィルス、ワーム、ルートキット、ウィルス等をホストに常駐しているアンチウィルス・ソフトウェアと競合することなくスキャンし、マルウェアが検出された場合はユーザーに対処を促します。インターネット接続が利用できる場合は、自動的に1時間ごとにスキャンを実行する機能も備えています。
当社でAPAC地域フラッシュメモリ販売ディレクターを務めるネイサン・スー(Nathan Su)は「我々は、市場の要求と絶えず発生してくる新たなセキュリティ脅威に迅速に対応しながら、企業や政府機関のユーザーに安全なUSBフラッシュ・ドライブを提供してきました。ESET社とそのパートナーであるClevX社はその優れたセキュリティ・テクノロジーで産業界から絶賛されています。ESET社の最新のアンチ・ウィルス・テクノロジーは、我々のエンタープライズ・グレードの安全なUSBドライブに一層優れた保護能力を追加してくれるでしょう。」と語っています。
さらに詳細な情報は、各社のWebサイトをご覧ください。
Kingston: www.kingston.com ESET: www.eset.com/us/partners/clevx ClevX: www.clevx.com
Kingstonは、2012年で創業25周年を迎えました。Kingstonは、1987年10月17日に設立され、世界最大のサードパーティメモリメーカーへと成長しました。Kingstonの25周年を記念したビデオおよびKingstonの歴史などさらなる情報はWebサイト (リンク ») をご覧ください。また、HyperX高性能メモリ・モジュールは2002年11月のリリース以来10年を経過する程、長きにわたってご愛顧いただいている製品となっています。
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