日立システムズでは、仮想化技術の活用により、専用のシンクライアント端末を購入することなく、既存のPCをシンクライアント端末として利用できる仮想PC型シンクライアントサービス「VMSiCS」を2009年1月より提供しています。従来はシンクライアント端末として専用シンクライアント端末あるいはPCだけに対応していましたが、こうした背景を踏まえ、仮想PC型シンクライアントサービス「VMSiCS」のオプションサービスとして、日立のモバイル認証デバイス「KeyMobileMSD」をAndroid端末のmicroSDカードスロットに挿入して本人認証を行う「VMSiCSセキュアモバイル」を本日から販売開始します。本ソリューションは、Android端末でもハードウェアによるPKI認証が実現できるため、なりすましによる業務システムへの不正アクセスなどを防ぐことができ、シンクライアント端末として活用できます。また、個人所有のスマートデバイスで企業内のシステムやデータを利用可能なBYOD(Bring Your Own Device)での導入にも活用可能です。
日立システムズでは、スマートデバイスを導入して業務効率向上をめざす企業向けに、導入計画から運用・保守・セキュリティ対策・ヘルプデスクまで、スマートデバイスのライフサイクル各段階に適したサービスをワンストップで提供する「スマートデバイストータルマネージドサービス」を、2012年3月より提供してきました。「VMSiCSセキュアモバイル」も、そのラインアップの一つとして拡販し、2015年度末までに「スマートデバイストータルマネージドサービス」全体で累計約280億円の販売をめざします。
なお、「VMSiCSセキュアモバイル」は、2012年11月に発表された日立、GMOグローバルサイン株式会社、株式会社ジェーエムエーシステムズの3社協業の成果として開発されたソリューションの一つです。
参考: (リンク ») (新規ウィンドウを表示)
また、「VMSiCSセキュアモバイル」は、2012年12月17日にハーモニアス・コンピテンス・センター(品川イーストワンタワー13階)で開催される「スマートデバイスをセキュアに利用するためのセミナー」においてもご紹介します。
詳細は、 (リンク ») をご覧ください。
■日立「KeyMobileMSD」について
microSDカードサイズに耐タンパ性に優れたICチップを搭載した認証デバイスです。電子証明書や秘密鍵をICチップに格納し、電子署名処理を行うことにより、スマートデバイスにてハードウェアによるPKI認証の実現やSSL相互認証(クライアント認証)による暗号化通信をスピーディに実現します。スマートデバイスのmicroSDカードスロットに内蔵が可能であるほか、専用リーダライタは不要で、市販のmicroSDリーダライタが利用可能です。本製品を利用することで、ハードウェアによるPKI認証による高度なセキュリティを実現し、スマートデバイスが安全に利用可能となります。
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■仮想PC型シンクライアントサービス「VMSiCS」
統合デスクトップ仮想化ソリューション「VMwareView」により多数のクライアントPCを仮想PCとしてサーバーに統合し、シンクライアントを利用してアクセスする、仮想PC型シンクライアント統合システムです。
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■ご参考:スマートデバイストータルマネージドサービス
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株式会社日立システムズ CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部 松林、杉山
〒141-8672 東京都品川区大崎一丁目2番1号
TEL:03-5435-5002(直通)
E-mail:press.we@ml.hitachi-systems.com
以上
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