◎ジグビー・アライアンスがバッテリーフリーのGreen Powerを初公開

ZigBee Alliance

From: 共同通信PRワイヤー

2012-12-20 10:05

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◎ジグビー・アライアンスがバッテリーフリーのGreen Powerを初公開

AsiaNet 51672
共同JBN1607(2012.12.20)


【サンラモン(米カリフォルニア州)2012年12月20日PRN=共同JBN】エネルギー管理、商用、家庭用アプリケーション向け無線ソリューション規格を策定するグローバルな標準化団体であるジグビー・アライアンス(ZigBee、登録商標)は20日、ZigBeeによる最新のGreen Power機能を通じてZigBee製品を駆動する最も環境に優しい方法を発表した。これによってスイッチや調光器などの製品はバッテリーやACメイン電源を使用しなくても無線でネットワークされる新たな選択肢となるエネルギーハーベスティング・ソースによって容易に駆動することができ、メンテナンスフリーで環境に優しいソリューションを実現できる。Green Powerに関する無料の公開ウェビナーは1月24日に予定されている。

Green Powerは、ZigBee 2012規格の機能拡張の一部であるZigBee PRO機能セットに含まれているオプション機能である。この規格は最近認証され、ジグビー・アライアンスのメンバーにリリースされた。Green PowerはZigBee PRO機能を大幅に拡張し、無線センサー、制御ネットワーク、インターネット・オブ・シングス(IoT)のグローバル規格として、Green Powerの指導的な立場をより強固にするものである。ZigBee PRO Green Power製品を使用することにより、消費者および企業は、安全上ないしは歴史的保存目的の理由で電源の使用が許可されず利用できない場所なども含め、多数のエリアにZigBee機器を追加して利用することが可能になる。製品メーカーは、成長を続け革新的かつ競争的なエコシステムに裏打ちされているZigBee規格をよりどころに、ZigBeeをさらに多くの製品に自信を持って実装することができる。

IHSでコネクティビティーリサーチ担当マネジャーを務めるリサ・アロースミス氏は「例えば商用ビルディング・オートメーションにエネルギーハーベスティングを利用すれば、事業コストを軽減できるだけでなく、組織が『グリーン』資格認定を実証することにも役立つ。さらに、電力ラインを使用しない3500万のZigBee対応「スマートホーム」機器およびホームオートメーション機器が2017年までに出荷されると予測されており、ZigBee PRO Green Power機能は一般住宅スペースにとっても魅力的なオプションとなる」と語った。

ジグビー・アライアンスの広範なテストと認証計画開発プロセスの一環として、アライアンスはグリーンピーク・テクノロジー(GreenPeak Technologies)、フィリップス(Philips)、シュナイダー・エレクトリック(Schneider Electric)、テキサスインスツルメンツ(Texas Instruments)のゴールデン・ユニット開発キットを選択した。これらの実施により、ZigBee 2012規格を採用するZigBee認証製品を将来テストする際にゴールデン・ユニットとして機能する。このテスト・プロセスによって規格準拠が保証され、メーカーは着実な通信を確証できる。テスト・サービスはNTS、TRaC、テュフラインランド(TUV Rheinland)によって提供される。

ジグビー・アライアンスのボブ・ハイル会長は「ZigBee PROのGreen Power機能によって、可能な限り最も環境に優しい製品の開発が可能となる。このスマートな新機能によって、ジグビーは低電力消費ネットワーキングにおけるリーダーシップを引き続き保持し、メンテナンスフリーの電源選択肢をZigBee Building Automation製品に容易に使用することができるようになる」と語った。

Green Powerを使用する製品はZigBee Certified(商標)の製品ロゴを表示できる。

ZigBeeは、世界中で利用可能な2.4GHz周波数、およびいくつかの国で利用可能な868/915MHzテクノロジーを通じて、堅ろうな通信を実現する自己組織および自己回復メッシュネットワークを利用している。単一ネットワーク上で数千の機器をホストできる優れた耐干渉性とその能力を提供できるのはZigBeeだけである。ZigBeeは超低電力要件を備えたグリーン・テクノロジーであり、ほぼどこにでも機器をインストールできるほか、メンテナンスの課題を取り除き、機器の取り付けも柔軟に行うことができる。これにより、マシンツーマシン(M2M)およびインターネット・オブ・シングス(IoT)のアプリケーションに対して最適な特性を発揮する。ZigBee 2012規格の機能に関する詳細および完全なリストはウェブサイト(www.ZigBee.org/GreenPower)を参照。

▽無料ウェビナーおよびホワイトペーパーについて
ジグビー・アライアンスは2013年1月24日、無料の一般公開ウェビナーを開催する。「Introducing ZigBee PRO's new eco-friendly Green Power feature (ZigBee PROの環境に優しい新しいGreen Power機能の紹介)」と題するウェビナーは、米太平洋標準時午前8時に始まり、業界から講演者が参加する。スペースが限られているため、ウェブサイト( (リンク ») )から事前登録のこと。

新しいホワイトペーパー「New ZigBee PRO Feature: Green Power - Connecting Battery-Free Devices(新しいZigBee PROの機能:グリーンパワー - バッテリーフリーの機器をコネクト)」が現在参照可能。このホワイトペーパーは、ZigBee PROの新機能が、エネルギーハーベスティング機器をどのようにZigBeeネットワークに統合するのか、また将来の電力要件はどうなるのかについて概説している。ホワイトペーパーは(www.ZigBee.org/GreenPower)から参照可能。

▽優れたコントロールを実現するZigBeeの無線通信管理技術
ZigBeeは環境に優しいグローバルな無線規格を提供しており、それによって最も広範囲の製品がインテリジェントに結ばれ、利用者による優れたコントロールを実現している。ジグビー・アライアンスはオープンな非営利団体であり、約400社の加盟企業が革新的で信頼性が高く、使いやすいZigBee規格の開発に携わっている。ジグビー・アライアンスは、消費者、商用、産業の各分野に対する最先端の無線ネットワークによるセンシングおよびコントロール規格であるZigBeeが世界中で採用されるように努めている。詳しい情報はウェブサイト(www.ZigBee.org)を参照。

▽問い合わせ先
Kevin Schader
(ジグビー・アライアンス)
kschader@inventures.com
+1-925-275-6672

Traci Renner
(GolinHarris、ジグビー・アライアンス担当)
trenner@golinharris.com
+1-714-918-8226



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