株式会社酒文化研究所
“酒飲みのミカタ”~2月のテーマは、「バレンタインデー」
一緒に飲みたいのはシャンパン、チョコと一緒にもらいたいお酒はウイスキー
酒飲みの酒飲みによる酒飲みのためのマンスリーアンケート調査
“酒飲みのミカタ”~2月のテーマは、「バレンタインデー」
一緒に飲みたいのはシャンパン、チョコと一緒にもらいたいお酒はウイスキー
酒文化研究所が実施するアンケート調査「酒飲みのミカタ第2回」をお届けします。弊社の酒好きモニター(※1)を対象に毎月アンケート調査を実施しています。今月は、酒飲みが考えるバレンタインデーとお酒がテーマです。
(※1)モニターは日本在住の成人男女で、「ほとんど毎日飲む」と言う方が7割を占め、酒飲みの気持ちを代弁する方々です。
バレンタインデーに飲みたいお酒の1位はシャンパン
酒飲みに聞いた「バレンタインデーに二人で飲みたいお酒はなんですか」に対して、一番多かったのは、シャンパンで65%でした。以下ワイン62%、吟醸・純米酒33%、プレミアムビール28%、カクテル18%と続きます。バレンタインデーという行事がキリスト教を背景に持つものだから、お酒の選択もワインなどが主流になるのも当然かもしれません。もっとも、シャンパンを飲みたいという言葉には、レストランで特別な食事をという意味も込められています。「いつも妻とは喧嘩ばかり。ついギスギス口調になってしまいます。チョコをもらったらしっかりお礼を言って、外食に誘いワインで乾杯して、二人の絆を深めたい」(男性・50代)などという意見に代表されます。
男性がチョコと一緒にもらいたいのはウイスキー
バレンタインデーといえば、チョコレートをあげて愛を告白することが主流ですが、酒飲みの大人にとってはそれだけでは、物足りないようです。「チョコと一緒にもらいたい(女性は贈りたい)お酒は何ですか」では、ウイスキーが一番多く25%でした。以下、ワイン23%、ブランデー17%と続きます。男女別にみると意識差は広がり、男性ではウイスキー29%、ブランデー19%、ワイン19%の順ですが、女性ではワイン31%、シャンパン25%、ウイスキー16%の順になっています。実際に、ウイスキーとチョコレートをセットにしたバレンタインギフトや、ウイスキーテイストのチョコレートなども売り場ではよく見かけますが、もらう側の気持ちに即したものになっているようです。
今年のキィワードは「絆チョコ」、「和チョコ」
今年のバレンタインデーを「漢字一文字+チョコ」の言葉で表すとしたらという質問では5人に一人が「絆チョコ」と答えています。東日本大震災以来、人々が絆と大切にするようになったことがここでも伺えます。「日ごろお世話になっている人と絆を深めたい」「結婚して25年。妻からはじめてチョコをもらいました。とてもうれしかった」など身近な人との関係を確認しあう意味が込められているようです。以下は「和チョコ」「友チョコ」と続きます。
■調査概要
調査時期2013年2月1日(金)~2013年2月5日(火)
調査対象酒文化研究所の酒好きモニター(1208名)
有効回答N=311(回収率26%)
調査方法インターネットによる自記入式アンケート調査
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