AsiaNet 52418
共同JBN 0281(2013.3.15)
【メキシコシティー2013年3月14日PRN=共同JBN】メキシコ通信事業者Maxcom Telecomunicaciones, S.A.B. de C.V.(以下Maxcomもしくは同社、NYSE:MXT, BMV: MAXCOM.CPO)は14日、同社の発行済み利率11%優先株式(以下Old Notes)の一部もしくはすべてを新しい満期2020年ステップアップ型優先株式(以下New Notes)に買い替える株式公開買い付け(以下Exchange Offer)を取り扱う取引代理店が、ニューヨーク時間2013年3月13日午後5時時点で、Old Notesの約1億2017万2000米ドル、すなわち60.09%が有効に入札され、Exchange Offerで回収されたと発表した。
Maxcomに約4500万米ドルにのぼる資本拠出をする株式公開買い付けに関連する株式公開買い付け関係文書と強制力のある義務によって指名された購入者およびその他の共同購入入札者によるMaxcomのシリーズA普通株式および関連するCPOとADS(以下Equity Tender Offer)に対する同時並行株式入札は特に、Exchange Offerの際にOld Notesの少なくとも90%の交換取引を必要条件とする。この条件を満たさない場合、Maxcomは購入者から提供される資本拠出を受け取れない。
Exchange Offerが完結せず、そしてその結果Equity Tender Offerは完了せず、Maxcom への資本拠出が購入者によって行われない場合、Maxcomは(以下のような)さまざまな要因の中でもそれによって生じる業務上および財務上の執行可能性に重大なリスクになると考えている。
*同社の低次元かつ悪化するキャッシュバランスと流動性比率。
*Old Notesの下での債務返済義務に対処する同社能力はリスクに陥る可能性がある。
*このExchange Offerが完了しない場合、同社の信用格付けが1段階以上まで下方修正されうるとの、ある格付け会社の見解。
*同社はテクノロジー、インフィラストラクチャー、ネットワーク維持に必要な投資をする能力を喪失。
同社がExchange Offerを完了できず、Equity Tender Offerに関係して購入者から提供される追加的な資本および流動性が確保されない場合、同社は法律の定めるところによりほかの選択肢利用を評価・判断して、現金を確保し、債務免除、満期延長、利率引き下げなど、そしてそれだけに限らず、債務契約を再構築しなければならない。
Maxcomは、Exchange Offerが成功裏に終了するならば、株式公開買い付け関連の購入者による資本拠出申し入れが同社に利益をもたらすと認識する。上記に基づき、Maxcomは14日、Exchange Offer への当初の参加期限をExchange Offerの有効期限として2013年3月27日ニューヨーク時間午後5時まで延長した。Exchange Offerの有効期限前に正当に応札されたすべてのOld Notesは、早期参加の配慮を受ける。
Exchange Offerおよび同意要請の完全な取引条件は、「募集要項および同意要請趣意書(Offering Memorandum and Consent Solicitation Statement)」に記載され、そのコピーはOld Notesの有資格所有者がExchange Offerおよび同意要請の情報エージェントであるD.F. King & Co., Inc.に電話+1-800-967-4607(無料)で接触することによって取得できる。
New Notesは、1933年証券法(Securities Act)ないしは、いかなる州証券法にも登録されておらず、米国での無登録での売り出しあるいは売却することができず、また登録要件からの免除適用でないので、譲渡に関しては実質的な制限を受ける。
(i)証券取引所法Rule 144Aで規定された用語としての「qualified institutional buyers(有資格機関投資家)」である米国のOld Notes登録所有者、(ii)ならびに米国外では、証券取引法Rule 902で規定された用語としての「U.S. persons(米国人)」でない個人だけを対象にして、Exchange Offerが提案され、New Notesが提供、発行される。
今回の発表は情報提供だけを目的にしており、New Notesの売却の提案、New Notesの購入応札の勧誘、ないしはOld Notesの購入提案、同意要請ではない。Exchange Offerと同意要請は募集要項および同意要請趣意書と同案内状だけを通じて行われる。
▽Maxcomについて
Maxcom Telecomunicaciones, S.A.B. de C.V.は本社をメキシコシティーに置き、メキシコ国内の超小規模から中小規模の企業および住宅用顧客にラストマイル接続を提供するために「スマートビルト」アプローチを使用する施設ベースの通信プロバイダーである。Maxcomは1999年に営業を開始し、現在はメキシコシティー大首都圏、プエブラ、テフアカン、サンルイス、クエレタロにおいてローカル、遠距離、データ、付加価値、ペイテレビ、IPベースの全面的なサービスを提供するほか、メキシコの数都市で選択的なサービスを提供している。このプレスリリースに含まれる情報はMaxcomに全責任があり、メキシコ国家銀行証券委員会(CNBV)やその他当局の審査は受けていない。CNBV開催のNational Registry of Securities(Registro Nacional de Valores)の前に発表されるこのプレスリリースに記載されている有価証券の登録は、証券の投資品質ないしはMaxcomのソルベンシーの保証を意味しない。投資家によるこれら証券の取引は、上記の投資家自身の責任で行われるものである。
▽問い合わせ先
Manuel S. Perez
Mexico City, Mexico
+52-55-4770-1170
manuel.perez@maxcom.com
ソース:Maxcom Telecomunicaciones, S.A.B. de C.V.
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