2012年パルマハムの輸出 引き続き拡大

パルマハム協会

From: Digital PR Platform

2013-03-28 16:22


2012年もパルマハムの輸出市場は好調で安定した成長を維持し、イタリア国内での販売減少を補って余りある結果となりました。2012年の総輸出量は前年度比6.8%(157,000本、1,270トン)増の2,484,000本となり、金額では総生産量の27.5%に当たる2.31憶ユーロ(生産者価格)を占めています。パルマハムの輸出量は過去10年で約60%(90万本)も増加したことになります。

この輝かしい成長は主に米国、日本、オーストラリア、カナダといったヨーロッパ以外の4市場によるものです。昨年度日本市場への輸出量は110,000本を超え過去最大となりました(対前年度比16.2%)。うちスライスパック製品も27.6%増の17,052本分(427,383パック)となっています。一方ヨーロッパ市場はプリ・スライスパッケージが非常に好調だったドイツ、オランダを除くとあまり芳しいものではありませんでした。総合的な輸出市場第1位は引き続き米国、2位にはフランスに代わりドイツがランクアップ、またオーストラリアは大きな成長を遂げ、カナダやスイスを上回る市場となりました。

パルマハムの輸出市場が飛躍的に成長した理由の一つが地域分化政策です。非ヨーロッパ市場への輸出は過去10年で2倍以上に伸び、今や総輸出量の37%を占めています。実際、非ヨーロッパ市場では信頼性及び売上において競合生ハム製品との差が著しく広がり、確固たる地位を築いています。

2012年はパルマハムの原木(骨付き、骨なし)、及びスライスパックのいずれにおいても輸出増加が見られましたが、過去10年間にスライスパックはほぼすべての輸出市場で成長し、ヨーロッパでは実に総売上の56%を占めています。

手軽に購入できるスライスパック製品は忙しい現代人の買物及び生活スタイルにマッチしている点で、今後も増加が見込まれています。

パルマハム協会は今年創立50周年を迎えるにあたり、改めて王冠マークのブランドが保証する100%ナチュラルな品質と美味しさを訴求していく所存です。今年もフードサービスと協力したプロモーションを通して日本のより多くの消費者にパルマハムを知って頂く活動の傍ら、パルマハムの高い品質、正しい取扱方法、最高のおいしさを引き出す方法などに焦点を当てて様々なプロモーション活動を展開して参ります。

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