東京未来大学(東京都足立区、学長:大坊 郁夫)と一般社団法人キッズコーチ協会(東京都世田谷区、代表理事:島根太郎)は、2013年6月より、東京未来大学の「こども心理学部」、「モチベーション行動科学部」に在籍する学生を対象に、学童保育のプロフェッショナルを目指す日本で唯一の認定資格「認定キッズコーチ」の講座を設置します。
東京未来大学は、「技能と心の調和」を基本理念とし、知識や技術の研究に留まらず、心豊かな人間性を育み、社会に貢献する人材を養成することを教育の目的としています。「こども心理学部」、「モチベーション行動科学部」の2学部があり、特に「こども心理学部」では、多くの保育者・教育者を養成して参りました。
6月から受講可能になる「認定キッズコーチ」は、学童保育など放課後の保育の現場にプロフェッショナルとして関わる人のための日本で唯一の認定資格です。昨今では、共働き家庭の増加などにより、学童保育の利用児童数が過去最多を更新し続けており、専門知識を持った保育者へのニーズが高まっています。東京未来大学は、「認定キッズコーチ」の設置によって学生の保育現場における実習機会を確保できることや、実践的な内容が就職活動・将来の社会人生活に寄与するという判断から導入を決定しました。なお、「認定キッズコーチ」は現在、一部の専門学校で実施していますが、大学への導入は初めてです。
「認定キッズコーチ」の講座は講習と実習に分かれており、講習(計18時間)では、子どもたちを惹きつける力、遊びに関する豊かな提案力、子どもを諭し、ケンカを解決するコーチング能力や、保護者とのコミュニケーション力、施設運営のためのマネジメントスキルなどについて学びます。その後、学童保育の現場で実際に子どもと接する実習(計90時間)を行い、イベントのファシリテーション、ケンカの仲裁などを経験して、講習で学んだ知識を体得します。実習終了後には実技試験を行い、通過者に認定資格が付与されます。
東京未来大学とキッズコーチ協会は、今後も継続的に「認定キッズコーチ」の講座を実施していく予定です。
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