San Diego, CA, Apr 26, 2013 - ( JCN Newswire ) - Open Mobile Allianceは、Deutsche Telekom/T-MobileのGary JonesをOMAの取締役会長に任命したことを本日発表しました。AT&TのBryan Sullivanと、Telecom ItaliaのCecilia Corbiが副会長に選ばれました。役員選定により、標準設定プロセスのイノベーションを推進する作業や、新技術作業項目のエンゲージメントの分野の市場主導的考え方をさらに継続します。
新たに選定されたOMA取締役会長のGary Jonesには、モバイル業界と規格に関して豊かな経験があります。JonesはT-Mobile USAの専務理事兼技術規格ポリシー責任者で、OMAの施策に沿って、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)やITUなどの世界標準フォーラムのT-Mobile規格グループを指揮しています。JonesにはMillicom International、Omnipoint、VoiceStreamなど、無線業界で複数の管理職の役職についています。さらにJonesは、OMAの財務部長、ATISのさまざまな無線規格グループ会長、3GPPコアネットワーク副会長、およびTSG CT (Terminals Technical Specification Group)など、規格開発団体(SDO)などの主導的役割を担っています。彼は現在、GSMA北米規格作業部会長と、3GPPのTSG SA (Service & Systems Aspects Technical Specification Group)の副会長を務めています。Deutsche Telekom/T-Mobileはまた、OMAのロケーション作業部会長など、OMAの作業部会を率いる役職に、多くの技術スタッフを出しています。
「OMAは経営状態のよい企業家組織で、仕様開発に成功してきた長い歴史がありますので、取締役会長に選ばれたことを光栄に感じています。」と、Jonesは述べました。「スマートフォンのように、モバイルコンピューティングと関連モバイルアプリケーションは広く普及しており、OMAの作業計画と運営を改革し、加盟企業とモバイル業界に全体的な価値を提供する仕様を作り出すことを楽しみにしています。」
同時に新任されたAT&TのBryan Sullivanも、OMA取締役会副会長の役職を了承しました。SullivanはAT&Tのサービスイネーブラ規格部長で、GSM協会(GSMA)、ATIS (Alliance for Telecommunications Industry Solutions)、インターネット技術タスクフォース(IETF)など、さまざまな規格定義組織について、AT&T代表チームを率いています。AT&Tは、長い間OMAに貢献し、2010年に開始されたOMAのAPIプログラムなど多くの施策の成功を指揮してきました。
「AT&Tサービスイネーブラ規格チームの使命は、イノベーティブかつユビキタスでリソース効率の良いサービスをサポートするオープン規格を推進することです。この規格はまた、ユーザーの求めるものを提供すべく、開発者のニーズによって推進されています。」と、Sullivanは述べました。「OMAは、これを達成する方法を、AT&Tなどの加盟企業に提供しています。取締役としてOMAの未来を定義する支援をしていきたいと考えています。」
Telecom ItaliaのCecilia Corbiは、OMA取締役会戦略計画委員長として長年務めた後、OMA取締役会副会長として2期連続で選出されました。電気通信および無線業界で25年弱の経験のあるCorbiは、Telecom Italiaのサービス層標準化チームを率いてきました。Telecom Italia研究所の一員としてCorbiは、サービスとアプリケーションの標準化分野を管理し、OMA、W3C、TMフォーラム、およびETSIの活動のいくつかのTelecom Italia代表団の責任者を務めています。Telecom Italiaはまた、技術総会長のFrancesco Vadalaなど多くの主導者の技術スタッフと共にOMAをサポートしています。
「GaryやBryanなど同じ取締役と協業していくことを楽しみにしています。」と、Corbiは述べました。「モバイル業界では、強力なアプリケーションとサービスを持つ企業が次々と市場に参入し、進化し続けています。2013年にOMAは、これらのアプリケーションとサービスの市場到達度向上を実現するプログラムの提供や、さまざまな企業がOMAに参加することを可能にするOMA作業プロセスの定義に重点を置いています。」
OMAは、相互運用可能なend-to-endモバイルサービスの創出を助けるモバイルサービスイネーブラ仕様の開発で、業界の中心となっています。長年にわたってOMAは、200件以上の仕様を成功裏に提供してきました。これらの仕様のトピックにはメッセージング、デバイス管理、ロケーションベースサービス、拡張現実、フェデレーテッドモバイルソーシャルネットワーク、ネットワークAPIなどがあり、すべてOMAリリースのウェブページから一般利用可能です。2013 OMA作業計画には、60件以上のリリースが含まれ、地理的位置、デバイス、ネットワークなどのアプリケーション相互運用性と市場到達度を推進する予定です。
OMAについて
Open Mobile Alliance (OMA)は、どんな基幹ネットワークでも、どんな地理的境界も越えて機能する相互運用可能サービスを作成するための、オープン仕様を提供しています。OMAの仕様は、さまざまなモバイルネットワークにつながっている何十億もの新規および既存の固定およびモバイル端末をサポートしています。モバイルデータサービスのグローバル需要を背景に、Open Mobile Alliance加盟企業は、情報、通信およびエンターテイメントの新規および拡張ソリューションの採用をサポートしています。詳しい情報は、 www.openmobilealliance.org (リンク ») をご覧ください。
Open Mobile Alliance (OMA)の名前とロゴは、Open Mobile Alliance Ltd.の登録商標です。本書に記載された他の製品および会社名は、その所有者の商標の場合があります。
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