日立システムズでは、スマートデバイス(スマートフォンやタブレット端末など)の業務利用を検討する企業向けに、導入計画から運用・保守・セキュリティ対策・ヘルプデスクまでをワンストップで提供する「スマートデバイストータルマネージドサービス」を、2012年3月より提供しています。このたび、本サービスを自社に導入してiPadを保守員と営業員に2,000台配備し、業務での利用を開始しました。配備に際しては、端末の初期設定、業務に必要なアプリケーションのインストール、セキュリティを確保するための端末管理サービス(Mobile Device Management)導入などを、一か月で最大15,000台の設定作業が可能な自社のキッティングセンターで短期間のうちに実施しました。
これにより、保守員・営業員の連携強化とワークスタイルを改革し、クイックレスポンスを柱に、お客さまへのサービス力・提案力向上をめざします。あわせて、タブレット端末の業務利用に関するナレッジを蓄積し、「スマートデバイストータルマネージドサービス」の提供とともに、新しいワークスタイルをお客さまに提案してまいります。
保守部門、営業部門におけるiPadの活用内容は、次の通りです。
■保守部門でのiPad活用
保守部門には、2013年4月までに、累計1,000台のiPadを全国の保守員に配備しました。これにより保守員は、お客さまシステムの障害修復や点検などでiPadから最新の作業指示や技術情報を参照することが可能となり、保守作業のスピード・品質向上を実現しました。また、保守終了後の作業報告や勤務申告などをiPadで外出先から手軽にできるようになり、業務効率向上も図りました。
■営業部門でのiPad活用営業部門には、2013年3月までに累計800台のiPadを配備しました。本年9月までには、全営業員に累計1,000台の配備が完了します。また、提案書やカタログなどの営業資料を電子化し、日立システムズのクラウドに保管しました。これにより営業員は、時間・場所を問わずに最新のコンテンツを利用可能となったほか、営業資料の社外流出を防止でき、お客さまへのプレゼン品質向上、提案力の強化、セキュリティ対策強化を実現しました。
今後、日立システムズでは、営業が顧客との折衝報告をiPadから手軽に実施できるSFAシステムの導入を進めるほか、社内業務をiPadで手軽に利用できるよう、業務システムの改編を進める予定です。また、音声を含めた動画のプレゼン資料の準備も進め、お客さまに自社商品をわかりやすく提案できる環境を構築する予定です。
こうした施策を通じて、日立システムズでは、従業員のワークスタイル改革とお客さまの経験価値(ユーザーエクスペリエンス)向上を図り、気付きや課題を共有しながら新たな価値を創造してまいります。
■関連Webサイトスマートデバイストータルマネージドサービス
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