PTCがPTC Mathcad(R) Prime(TM) 3.0をリリース 極めて高度な設計技術計算に対応

最新バージョンでは大幅に向上した計算機能を提供

PTCジャパン株式会社

2013-10-17 00:00

PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、社長兼CEO:ジェームス・E・へプルマン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、社長:桑原 宏昭)は、本日、設計技術ナレッジの解決、解析、共有のための工学技術計算ソフトウェアの最新版であるPTC Mathcad Prime 3.0のリリースに関する米PTCの発表を明らかにしました。PTC Mathcad Prime 3.0では計算機能が大幅に向上し、より複雑な方程式の解をより短時間で求めることが可能になりました。PTC Mathcadは数百種類に及ぶ関数、ユーザーが無制限に関数を定義できる機能、数学的かつシンボリックに数式の解を求める機能、および極めて複雑な連立方程式の解を求める強力な機能を提供します。

PTC Mathcad Prime 3.0が提供するメリットの概要
- ドキュメント作成関連機能の拡張: テキストの中に数式を埋め込む機能、計算領域の書式設定機能、既存のユーザー設定テンプレートや会社標準テンプレートを利用した新たなワークシートの作成により計算標準、文書化標準への順守に対応する機能等
- カスタム関数: C++、C、Fortran等で作成されたアルゴリズムを再利用する機能、およびこの機能により、PTC Mathcadの標準機能を拡張することが可能
- グローバル定義演算子: ワークシート上のどこでも利用できる定数やパラメータを定義する機能、最終結果の近くにパラメータを定義する機能等
- 数値計算機能の拡張: ピボットや複素数への対応を含む、より高速な行列分解関数の追加
- 等高線プロット時のサーフェス補間: PTC Creo(R) のサーフェス補間アルゴリズムを利用し、不規則な3次元の点の等高線プロットを作成することが可能
- 操作性向上: 使用頻度の高い機能(ヘッダーおよびフッターへのイメージの貼り付け、数式の上書き入力等)の操作性向上につながる多くの改善を実施し、効率化に貢献

Hagler Systems社の設計者であるスコット・シールズ(Scot Shields)氏は「アイデアを直感的に記録できるPTC Mathcad Prime 3.0に満足しています。書き手には作成しやすく、レビュー担当者には理解しやすい形式で、工学技術計算を表現できます。PTC Mathcad Prime 3.0では、瞬時のメモの記録や、仮説検証可能なモデルの作成とその結果の実証が可能となる作業環境を提供してくれます」と述べています。

また、シールズ氏は「文書化から高度な設計検討まで対応可能なPTC Mathcad Prime 3.0は、会社全体で誰でも容易に利用し理解できるワークシートが作成できます。この共通のツールの存在により、設計者は設計作業そのものに時間を充てることが可能になりました」と述べています。

PTC Creo、PTC Windchill(R) との連携
設計のインプット情報や計算結果をPTC Creoと連携させることで、設計者はテスト解析、ジオメトリパラメータの最適化、最終デザインの検証と妥当性確認を実施し、当初の顧客要件を満たしているか確認することが可能になります。

同様に、PTC Mathcad Prime 3.0のワークシートをPTC Windchillで直接管理することにより、重要な設計、エンジニアリングナレッジに関するグローバルコラボレーション、バージョン管理、トレーサビリティ確保が実現できます。

PTC Mathcad担当シニアディレクターのブレント・エドモンズ(Brent Edmonds)は、「エンジニアにとって、工学技術計算を使ってPLMバックボーンで管理されているCADモデルを駆動することは、細部に注意を払い正確性を期する方法と言えます。PTC Mathcad Prime 3.0とPTC Creo、PTC Windchillの高度な連携は、抜け漏れを防ぎ、最終製品の精度を確保することにつながります」と述べています。

リリース予定
PTC Mathcad Prime 3.0 はすでにリリース済みです。詳細情報はptc.com をご参照ください。

<関連資料>
- 画像とキャプション
(リンク »)
- PTC Mathcad Prime 3.0 リソースページ(ウェブサイト)
(リンク »)
- PTC Mathcad コミュニティ(ウェブサイト)
(リンク »)


【PTCについて】
PTC(本社:マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC)は、製造業における継続的な製品とサービスの優位性(Product and Service Advantage)の実現を可能にします。PTCのテクノロジーソリューションは、構想、設計から調達、サービスまで、製品ライフサイクル全体にわたり、お客様の製品の開発とサービスの変革を促進します。1985年に設立されたPTCは、世界各国に6,000名以上の従業員を有し、グローバル規模で分散化し急速に変化する製造業界に携わる27,000社を超える顧客企業を支援しています。

【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン マネジメント (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) の各テクノロジーソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。全社に渡り製品イノベーションへの貢献を可能にする新しい設計ソフトウェアファミリーの PTC Creo、製品データ管理/製品開発コラボレーション/製品分析・品質ライフサイクル管理の PTC Windchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のPTC Integrity、ダイナミック・パブリッシング・システムの PTC Arbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールドサービス管理/サービス物流管理のPTC Servigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える PTC Mathcad といった革新的なソフトウェア製品、および製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト: (リンク »)


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