株式会社ニコンイメージングジャパン(取締役社長:五代厚司、東京都港区)は、2013年度 第61回ニッコールフォトコンテストの入賞作品を決定し、11月1日(金)にウェスティンホテル東京(東京都目黒区)にて表彰式典を開催しました。計47,832点の応募作品の中から、最高賞である『長岡賞』には、石津武史氏(奈良県)の「釜で生きる」が選ばれました。
「ニッコールフォトコンテスト」は、1953年に始まり、今年度で61回を迎えた国内でも有数の規模と歴史を誇るフォトコンテストです。プロフェッショナルとアマチュアの枠を超えた写真コンテストとして、国内のみならず海外からも注目度が高く、毎回多くの優れた作品が発表されています。
61回目となる今回は、2013年3月15日から7月8日までの募集期間に「第1部 モノクローム」「第2部 カラ―」「第3部 ネイチャー」「第4部 U-31」の4部門で、昨年の46,525点を上回る合計47,832点の応募がありました。審査の結果、最高賞『長岡賞』以下、各部門でのニッコール大賞を含む217点の入賞作品が決定しました。
【長岡賞 講評】
前回の第60回は、上位入賞に若手写真家の躍進が顕著でしたが、今年はベテラン写真家の頑張りが印象的でした。そんな中で最高賞の『長岡賞』は第1部モノクローム部門・ニッコール大賞の石津武史氏の作品、『釜で生きる』が選ばれました。
この作品はパンチの効いたドキュメンタリー作品と言えます。現地に通い込み、「釜」で生きる人々と、ある程度の距離感を持ちつつ信頼関係を築き、人権を尊重しながら理解し合い、彼らの素の姿を迫力をもって撮影されています。やはり長年のライフワークから捉えた作品には力があります。(審査員:織作峰子氏)
なお、以下の日程にて「第61回 ニッコールフォトコンテスト」受賞作品展を実施します。
東京 2014年1月5日(日)~20日(月) ニコンサロン bis 新宿
大阪 2014年2月13日(木)~26日(水)ニコンサロン bis 大阪
また、受賞作品のうち、上位作品の審査結果については、「第61回ニッコールフォトコンテスト」ウェブサイトで公開します。(11月15日公開予定)
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