前回、データベースとは「データを再利用しやすいように構築するシステム」だと述べましたが、つまりはどういうことでしょうか。
データをただ保存しておくだけならば、データベースを使う必要はありません。
データベースは、「作成」したデータを、「検索」したり、「変更」したり、「削除」したり、再利用する場合にその力を発揮します。
データベースに保存されたデータは、プログラムから独立していることが大きな特徴です。何のことかと言うと、例えば、在庫管理システムを想像してみてください。パソコンの画面には、キーワードの入力欄と、検索ボタンが表示され、検索ボタンを押せば、該当する在庫の情報が表示されるものです。まず、この画面自体は、プログラムが表示しています。そして、検索ボタンを押すことで、ユーザーはプログラムを動かして、在庫を検索させます。ユーザーが直接見たり操作したりできるのは、プログラムまでです。画面に表示される在庫の情報は、保存されているデータそのものではありません。データのコピーです。
ユーザーが検索ボタンを押すと、プログラムはデータベース(データベース管理システム)にデータの検索をお願いします。プログラムもデータを直接見たり変更したりはできないのです。
データを直接操作するのはデータベースの役目です。これが、データベースの特徴である、データとプログラムの独立です。
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