AsiaNet 55779
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世界中で約19,500人の投資のプロフェッショナルがCFAレベルIに合格。アジア太平洋地域の受験者数はこの地域との高い関連性。
香港 2014年2月12日 /PRニュースワイヤ/
受験者は業界の水準向上と信頼回復に情熱
投資専門家の世界的団体であり、専門家としての卓越性と資格の基準を設定しているCFA協会の報告によると、2013年12月に行われたCFAレベルIの試験には45,693人が挑戦し、その43%が合格、高度な教育と倫理観を持ち合わせる投資専門家への第一歩を踏み出しました。2013年6月と12月に合計で93,195人がCFAレベルIを受験しました。CFAプログラムは世界的に認められた大学院レベルのカリキュラムで、理論と投資分析の現場での実践を結びつけるものとなっており、高度な倫理的、専門的水準を重視しています。
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アジア太平洋地域では、2013年12月のCFAレベルIの試験に合計で21,388人が挑戦しました。中国本土では7,823人と世界で2番目の人数が受験し(第1位はアメリカの10,317人)、第3位はインドの4,179人でした。またアジア太平洋地域内では香港(1,992人)、シンガポール(1,529人)、オーストラリア(1,459人)、韓国(1,391人)からの受験者もありました。全体として見ると、全受験者数のほぼ半数(47%)がアジア太平洋地域の受験者で、この地域におけるCFA資格の妥当性と重要性を示す結果となっています。
世界の投資専門家たちが翌年の経済について非常に明るい見通しを発表した折のこの結果ですが、キャピタルマーケットの統合性が改善していることを確証するものではない、とCFA協会のグローバル・マーケット・センチメント・サーベイ2014(GMSS)( (リンク ») )は報告しています。CFA資格を受験する各投資専門家が払う努力は、この業界をより信頼の置けるものとし、倫理的行動が投資パフォーマンスと同様に重要視される文化の醸成を強く願っているということも表しています。
「金融業界においては投資家からの信頼が危機に瀕しています。様々なレベルでの業界教育が信頼回復に重要となります。」とCFA協会のマネジングディレクターでありCFAでもあるポール・スミスは語りました。「次世代のアジア太平洋地域の投資専門家たちは金融の未来を形成するのに貢献するでしょう。そしてそれぞれのCFA合格者は、投資家を最優先し社会により貢献するような業界文化を形成するチャンスを持っているのです。」
CFA資格の取得のためには、3つのレベル全ての試験に合格しなければなりません(合格者がよく語るところによるとそれぞれのレベルで300時間以上の勉強が必要とのこと)。また投資業界での4年間の実務経験が必要で、「CFA 協会倫理規範 および職業行為基準」を順守する旨署名し、CFA協会に申し込み、そして協会のメンバーにならなければなりません。
CFAプログラムのカリキュラムは専門的投資の日常業務に必要とされる知識と技術にしっかりと根ざしたものとなっており、倫理基準および職業行為基準、証券分析および評価、国際金融ステートメント分析、計量分析手法、経済学、コーポレート・ファイナンス、ポートフォリオ管理、パフォーマンス測定が試験内容となっています。レベルIの試験は6月と12月に開催されますが、レベルIIとレベルIIIは6月にのみ行われます。多くの受験者が全てのプログラムを終了するのに3年以上を必要としており、努力と決意の必要な資格と言えます。(過去のデータを見る)( (リンク ») )
2013年12月のレベルIの試験は、39カ国70都市、93のテストセンターで行われました。
CFA協会 概要
CFA 協会は投資専門家の世界的な団体であり、専門家としての卓越性と資格の基準を設定しています。CFA協会は投資市場における倫理的行動の推進者であり、世界の金融業界に高度な知識をもたらす組織として高い評価を得ています。投資家の利益が優先され、市場が最良の状態で機能し、経済が成長する環境を生み出すことを最終目標としています。CFA協会には世界の147の国と地域で119,000名を超えるメンバー(112,000名のCFA資格者を含む)が所属し、140のメンバー協会があります。詳細は (リンク ») でご覧いただけます。
出所 CFA協会
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