ビッグデータがビジネスを制する時代といわれ、大量の顧客の声、ソーシャルメディアの書き込みを前にしながら、現場ではそれらを読みこなしきれず、活用しきれていない、といわれます。特にそれが英語以外の外国語で記述されている場合、現地語を母国語とする人々に、分析ノウハウや日本流のレポーティングを1から教え込む莫大な教育コストがかかり、なかなかビジネスを海外展開できない、という悩みがありました。
■内容
本日から提供する多言語テキスト関連度判定サーバの活用により、収集した外国語ビッグデータ(テキスト)をデータベースに取り込むだけで、高精度で、関連性・類似性を自動判定することができるようになります。
例えば、図は、ブラウザ操作で読み込んだ8カ国語のツイート(ツイッターへの書き込み)を自動的に解析しつつデータベースに取り込んだものに、最上位にランクされたベトナム語のツイートとの関連性・類似性を自動判定させた画面です。関連性を比較する基準となるベトナム語のツイート自身が最上位にランクされ、以下、関連した表現を多く含み、且つそれがデータベースの中でユニークな度合いに応じてランキングされていきます。
このデータベースには、アラビア語、ヒンズー語、インドネシア語、韓国語、ロシア語、タイ語、フィリピン語(タガログ語)、ベトナム語の8カ国語を混在させています。特定言語の基準記事(文書)であれば、その言語の記事が上位にならび、言語混在した基準記事については、各言語の記述の関連の強さ、ユニークさ総合点の順に、言語混在した上位ランキングとなります。これらの母国語話者人口の多い言語への対応を済ませ、また、既に弊社製品アンケート分析Proで対応した日本語、英語、中国語にも対応しています。
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さらに新規言語を追加するのに、原則1日以内で対応可能です。
本 多言語テキスト関連度判定サーバは、ソーシャル関連サービスの提供企業、利用企業とも、
海外展開で言語の壁に阻まれていた企業にとって福音となります。今後、本技術をアライド
アーキテクツ社のプラットフォームに適用し、海外対応のソーシャル×ビッグデータ活用の
市場開拓を支援していく予定です。
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
■メタデータ株式会社について
メタデータ株式会社は、2005年12月にメタデータ活用技術、セマンティック技術の応用ソフトウェア会社として設立。適合型自然言語解析エンジン『メタパーザ』を駆使した意味解析技術により、5W1H抽出によるコンテンツ連携や個人情報の自動匿名化や、評判分析(ネガポジ・感情解析)、風評発見・監視ソリューション、Web対話ロボットなど、SaaS、クラウド向けアプリケーションを開発してまいりました。これにより、顧客企業様のソーシャル活用推進、CRM局面での情報セーフティネットの構築を行っています。また、資料送信まで自動で行える対話ロボット"Web受付嬢"により、Webサイトを親しみやすく、ITを使いやすくすることを支援しています。
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