AsiaNet 56160
共同JBN 0296 (2014.3.17)
【デンバー2014年3月17日PRN=共同JBN】米空軍ライフサイクル管理センター(US Air Force Life Cycle Management Center)はこのほど、Lockheed Martin(NYSE: LMT)に対して対外軍事有償援助プログラム(FMS)に基づく韓国のPeace Krypton偵察航空機システム支援契約を発注した。契約額は約900万ドル。
(Logo: (リンク ») )
Lockheed Martinは1996年にPeace Krypton偵察システムを開発するプライム契約を取得し、それ以来、韓国に対して保全技術とロジスティック支援を提供している。
Lockheed Martinのインフォメーション・システムズ・アンド・グローバル・ソリューションズ部門のロバート・スミス副社長(C4ISR担当)は「保全と支援のレベルを高めることはPeace Kryptonプログラムにおけるパートナー関係の不可欠な部分に変わりない。今回の顧客が求めている緊要な任務とは的を射た革新的ソリューションの提供であり、それゆえに、当社が引き続き米国政府と韓国に完璧なロジスティックスと技術能力を提供してゆくことになったのである」と述べた。
Peace Kryptonシステムは戦術的情報収集に使用されるが、軍事目的に転用されたビジネス用航空機と航空機から送出されるデータを処理する地上局施設から構成されている。Lockheed Martinの保全作業範囲には、予備ならびに修理部品を含む同航空機編隊の整備保全に加え、航空機と固定、移動地上局施設の装備提供と支援が含まれる。また、ロッキード・マーチンは同偵察システムの最新化に必要なソフトウエアの開発とソフトウエア更新も担当する。
本システムを含むC4ISRシステムの開発で獲得された、この分野における広範な専門的知見を活用して、Lockheed Martinは一連の専用および多目的の統合上空・地上情報収集プラットフォームである各種ドラゴン・ファミリーを通じて、特注のISRパッケージを顧客に提供している。その8通りのオプションを選択できることで、顧客は多種多様なセンサーおよび通信の性能を任務要件に最適な航空機ないしはプラットフォームにカスタマイズすることによって、ISRニーズに対処できる。
Lockheed Martinは米メリーランド州ベセスダに本社を置き、世界中で約11万5000人を雇用する世界的な防衛・航空宇宙企業であり、主として先進の技術システム、製品、サービスの研究、設計、開発、製造、総合化、保全を手掛けている。同社の2013年売上高は454億ドルであった。
さらなる情報については以下のサイトへ。
Lockheed Martin Dragon ISR
(リンク »)
ソース:Lockheed Martin
▽問い合わせ先
Suzanne Smith
+1-303-932-5230
suzanne.m.smith@lmco.com
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。