AsiaNet 56574
共同JBN 0453 (2014.4.24)
【ザンクトアウグスティン(ドイツ)2014年4月23日PRN=共同JBN】Bonn-Rhein-Sieg大学応用科学研究所は今年、国際関係専門の修士課程を拡大、他に例をみない「社会安全システムの分析と設計」(MA)コースを導入する。
Bonn-Rhein-Sieg大学に設けられる新しい国際研究プログラムの研究部門の責任者となるエスター・シューリング教授(博士)は「研究の目標は、さまざまな状況におかれている世界各国から集まってくる学生たちが、自分たち自身で社会安全システムを分析、設計する能力を身につけるようになることにある。学生たちは世界中の社会安全システムとその底流にあるメカニズムに関する、深く掘り下げた概観を学習する。われわれは、この部門において将来、指導的ポジションに就く人材を養成することになる」と語った。
3学期(1年半)におよぶ学習プログラムはドイツでも、他の欧州連合(EU)諸国でも例をみない。それは対面授業と遠隔地通信学習の長所を組み合わせている。著名な国際機関の専門家の協力も受けることになっている。例えば世界銀行、世界保健機関(WHO)、AOK Consult、高齢者支援のHelpAgeなどである。蓄積されたノウハウ(専門知識)は将来の学生にとって利益になるばかりではない。シューリング教授は「われわれは専門家が個々のモジュールにアクセスできるように計画している。このことは特に拡張的な研究プログラムを追究しなくても専門能力を身につけたいと考えている人々にとって重要である」と述べた。
Bonn-Rhein-Sieg大学学長のハルトムート・イーネ教授(博士)は「社会安全問題は、われわれが取り組まなくてはならない多くのグローバルな課題のうちの1つだ。それゆえに、学生に研究課程を提供するという決断は戦略的なものであり、政府省庁や社会保険プロバイダー、NGO、国際機関で働く人々に必要な教育でもある」と述べた。
修士課程はこの冬学期にスタートし、授業料は1学期3500ユーロである。より詳しい情報ないしは入学申し込みはウェブサイト (リンク ») を参照。
インタビューの申し込みは以下まで。
Prof. Dr Schuring
Esther.Schuering@h-brs.de
または+49-2241-865-161
ソース:Bonn-Rhein-Sieg University
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