◎「4つの健康的な習慣」:非感染性疾患との闘いをサポートすべくボランティアを動員

国際赤十字・赤新月社連盟、製薬団体国際連盟

From: 共同通信PRワイヤー

2014-05-19 16:12

◎「4つの健康的な習慣」:非感染性疾患との闘いをサポートすべくボランティアを動員

AsiaNet 56771
【編註】クライアントからの要請により、提供された原稿をそのまま配信します。
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「4つの健康的な習慣」:非感染性疾患との闘いをサポートすべくボランティアを動員

ジュネーブ、2014年5月19日/PRNewswire/ --
国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC、 (リンク ») )と国際製薬団体連盟(IFPMA、 (リンク ») )は本日、第67回世界保健総会のサイドイベントにおいて「4つの健康的な習慣」という世界的な共同イニシアティブを立ち上げました。この革新的なパートナーシップは赤十字のボランティア情報やツールを利用して人々の生活習慣に変革をもたらし、世界中の地域社会で健康的なライフスタイルを促進し、最終的に非感染性疾患(NCD)の増加に歯止めをかけることを目的としています。

「NCD予防に向けた努力は、一次医療サービスへの効率的なアクセスだけでなく、何よりもまず主要なリスク要因への対処に基づいていなくてはなりません。」と、国際赤十字・赤新月社連盟のBekele Geleta事務局長は述べ、次のように続けました。「生活習慣とその行動を変えていくことが予防へのプロセスになります。医療サービス提供者の役割は、健康的な習慣を奨励する上で重要なものですが、私たちはより多くの人々が健康的な行動パターンを促進し維持し、家族にもメッセージを共有してもらうために、繰り返し、より大規模に、そして更に効果的に奨励する必要があります。」

4つの主な非感染性疾患(NCD)- 心血管疾患、癌、慢性呼吸器疾患、糖尿病 - は、世界的に見ると死亡率の5分の3を示し、低・中所得国ではNCDが死亡原因の80パーセントに達します。NCDの50パーセントが予防可能ですが、喫煙、アルコールの過剰摂取、運動不足、不健康な食生活や肥満といった、4つの生活習慣とその行動が主なリスク要因となっています。これらの死に至る病の予防が功を奏するかどうかは、より多くの人が健康的なライフスタイルを送るよう奨励できるかどうかで大きく異なってきます。そのために必要なツールを有する国際赤十字連盟のボランティアは、世界レベルで予防可能な非感染性疾患を減らす支援を行っていく上で、大きな可能性を秘めているのです。

「4つの健康的な習慣」イニシアティブは今月キックオフに至りましたが、現在アジア太平洋地域、ヨーロッパの 33カ国から50名のファシリテーターやボランティアが、NCDの危険性について認識を高め、健康的な習慣を促進し、地域社会の中で基本的なスクリーニングを行うべく研修を受けています。これまでこのような活動は医療従事者のみが行うとされてきました。

「コミュニティのエンパワーメントが、「4つの健康的な習慣」にとって要めとなる強みです。それぞれの地域事情に合わせてこのシンプルなツールが利用されることで、各自が自分自身の健康に責任を持てるようになります。」と、IFPMA のEduardo Pisani理事長は付け加えています。

NCDは、複数の利害関係者によるアプローチが必要とされる困難な課題です。製薬業界での経験と組み合わせ、NCD予防に際し地域社会とどのように関わるかについて示されたIFRCボランティアのユニークな取り組みは、増加の一途をたどるこの公衆衛生上の課題に対処すべく、世界中で約300万人に支援の手を差し伸べることを目指しています。

情報元: 国際赤十字・赤新月社連盟、製薬団体国際連盟



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