AsiaNet 56932
共同JBN 0604 (2014.6.5)
【ローザンヌ(スイス)、シンガポール2014年6月4日PRN=共同JBN】スイスのActLight SAおよびシンガポール科学技術研究庁(A*STAR)マイクロエレクトロニクス研究所(Institute of Microelectronics、IME)はこのほど、A*STAR IMEの光通信技術を使って「ダイナミックフォトダイオード(Dynamic Photodiode)」の製作に成功した。ActLightが特許を取得したダイナミックフォトダイオード技術は、高出力信号、低ノイズなどの利点を持つフォトダイオードを利用する新しい方法を導入する。ダイナミックフォトダイオーの高い内部利得によって、増幅器の必要性を排除し、CMOS回路と直接相互作用することができる。
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ActLightとA*STAR IMEは18カ月協力して、A*STAR IMEが実現したシリコンフォトニクス技術で実現したActLightのダイナミックフォトダイオードの試作品を共同開発した。
ActLightは平行して、標準的なCMOSプロセスを使って両社が開発した技術を検証した結果、今日の標準的CMOS技術で実行されるActLightのダイナミックフォトダイオードの利点を確認するという好結果を得た。
共同開発されたこのフォトダイオードは、モバイル機器、医療機器、データ通信などのアプリケーション向けに、光検出器を統合するため低出力、センシティブ、容易な実行を望む企業にとって理想的なソリューションとなる。
ActLight最高経営責任者(CEO)のセルゲイ・オコーニン博士は「当社のダイナミックフォトダイオードは、近接センサー、ジェスチャー制御センサーおよびfuturelightデータ転送と3Dカメラなど各種アプリケーションがある。ActLightは画期的な特許技術を活用すれば、モバイル技術や医療技術など異なる垂直市場で爆発的に伸びる可能性があるとみている。われわれは当社イノベーションに対して業界からかなりの関心を持たれている」と語った。
A*STAR IMEエグゼクティブディレクターのディムリー・クォン教授は「A*STAR IMEはActLightとのR&D専門知識の共有を喜んでおり、シリコンフォトニクスにおけるわれわれの深い知識を通じて、このコラボレーションの成功を継続していく。特に業界が半導体デバイスの性能向上とエネルギー効率の増大に向けて進んでおり、われわれのシナジー努力は最先端マイクロエレクトロニクスの分野で革新的ソリューションを開発し続ける」と語った。
ActLight SAの詳しい情報は (リンク ») を参照。
A*STAR Institute of Microelectronics (IME)の詳しい情報は (リンク ») を参照。
Agency for Science、Technology and Research(A*STAR)の詳しい情報は (リンク ») を参照。
▽報道関係問い合わせ先
ActLight SA
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Fredrik Uddegard
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*STAR Institute of Microelectronics
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Jessica Sasayiah
sasayiahj@scei.a-star.edu.sg
+65-67705376
ソース:ActLight SA
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