◎イン・デ・ウォルフが欧州レストラン・ランキングで1位

◎イン・デ・ウォルフが欧州レストラン・ランキングで1位

AsiaNet 56995
共同JBN 0642 （2014.6.10）

【ニューヨーク2014年6月10日PRN=共同JBN】
＊「Opinionated About Dining（独断的な食通）」ブログが「2014年トップ100欧州レストラン」を発表

スティーブ・プロトニッキ氏が主宰する「Opinionated About Dining（ (リンク ») ）」は今年も12カ国のレストランから選び抜いたトップ100欧州レストラン（ (リンク ») ）のリストを公式に明らかにした。今までで最大規模になった今年の調査では4300人の食通が14万件以上のレビューを寄せている。

2014年のリストに含まれたトップ10は以下の通り。1位：「イン・デ・ウォルフ（In de Wulf）」（ベルギー・ドラノウーター）、2位：「メゾン・トロワグロ（La Maison Troisgros）」（フランス・ロアンヌ）、3位：「キケダコスタ（Quique Dacosta Restaurante）」（スペイン・デニア）、4位（19位から躍進）：「41 Degrees」（スペイン・バルセロナ）、5位：「ル・ルイ・キャーンズ・アラン・デュカス（Le Louis XV-Alain Ducasse）」（モナコ・モンテカルロ）、第6位（9位から躍進）：「アマドール（Restaurant Amador）」（ドイツ・マンハイム）、7位：「ノマ（noma）」（デンマーク・コペンハーゲン）、8位：「ザ・ファット・ダック・レストラン（The Fat Duck Restaurant）」（英国・ブレイ・オン・テムズ）、9位：「ラストランス（L'Astrance）」（フランス・パリ）、10位：「ラルページュ（L'Arpege）」（フランス・パリ）。

プロトニッキ氏は「私は欧州のリストでハイライトされた話題の料理スタイル、タイプを待望している。リストは驚くほど前向きで、今年のリストもイン・デ・ウォルフをトップに押し上げたことに見られるように、投票者たちが現代ヨーロッパ料理の最先端にいることを示している。もう一つの傾向として伝統的なフランス料理を特色にしているレストランの復活もあった」と述べた。

今年新たにランキング入りしたレストランは以下の通り。19位：Azurmendi（スペイン・ララベス）、49位：「Maaemo」（ノルウェー・オスロ）、54位：「Andreas Caminada」（スイス・フュルステナウ）、62位：「Tim Raue」ドイツ・ベルリン、71位：「Passage 53」（フランス・パリ）、72位：「Restaurant Bareiss」（ドイツ・バイアースブロン）、79位：Oaxen Krog & Slip（スウェーデン・ストックホルム）、97位：「Marcus」（英国・ロンドン）、100位：「Yam'Tcha」（フランス・パリ）。

プロトニッキ氏は「さらに今年のリストには初めて『次点』のレストランを加えたが、これを見れば来年の競争相手を垣間見ることができる」と述べた。

「Opinionated About Dining（OAD）」調査はどこで食事をするかにこだわりを持つ食通たちの経験や意見を引き出すことによって成り立っている。その方法としては各レストランにポイントをつけるのに当たって価格や客筋などの要素を考慮し、さらにレビューをする人も訪ねたレストランの数や質に応じてポイントをつけている。

スティーブ・プロトニッキ氏は「OAD」ブログおよび「Opinionated About U.S. Restaurants 2011」（ (リンク ») ）の作者である。同氏は今年後半に発表予定のドキュメンタリー映画「Foodies」に出演することになっているが、これはグルメたちの美食サブカルチャーに焦点を当てたものになる。同氏は米国の食事とそれを料理するシェフを特集したTV番組を制作中である。

ソース：Opinionated About Dining

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