梅雨の季節がやってきました
梅雨というとなんとなく嫌なイメージがありますが、梅雨の季節になると俄然生き生きと美しくなる被写体があります。紫陽花(アジサイ)の花です。雨の中での撮影になりがちですから、いろいろ制約がありますが、いい面もたくさんあります。さあ、雨の日にこそカメラを持って撮影に出かけましょう。
そこで、今回はデジタル一眼レフカメラとマイクロレンズを使った、紫陽花撮影のポイントについてご紹介します。
<紫陽花の撮影方法>ポイントは露出補正とピクチャーコントロール
【色合い】-露出補正、ピクチャーコントロールを活用-
雨や雨上がりでいいことは、花の色合いがしっとりとして、落ち着いた色が再現できるということです。露出補正を色々変えて、必ず何枚か撮るようにしてください。またメニューの中の「ピクチャーコントロール」を変化させて、スタンダードや風景、ビビットなどを選択しても色具合が変化します。また撮影後「画像編集」機能の中のフィルター効果で、赤や青の色を強調するということで、色合いを変更するということもできます。
【機材の注意】-雨からカメラを守る-
梅雨の季節は、雨の中での撮影が多くなるため、カメラを雨から守る必要があります。カメラは一応、防滴や防塵の機能になっていますが、完全ではありません。やはり雨が当たったら早めに拭き取ってください。そのためにも乾いたタオルやハンカチなどは必ず用意しておきましょう。レンズの前面だけ出しておくよう、ホテルなどにあるヘアーキャップを、自分で加工したりして使われている方もいます。撮影後も水分を拭き取ったら、ドライヤーの冷風などを弱く当てて、
水分を完全に取り除きましょう。
このように雨からカメラを守ることと露出補正、ピクチャーコントロールをうまく活用してアジサイ撮影を楽しんでください。
初めてデジタル一眼レフカメラを使う方にもおすすめのニコン製品
デジタル一眼レフカメラ(ニコンDXフォーマット)/ DXフォーマット用レンズ
「D3300」
簡単操作「ガイドモード」搭載のエントリーモデル
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「D5300」
横開き方式バリアングル液晶モニターを搭載
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「AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」
DXフォーマットの小型・軽量なマイクロレンズ
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ニコンイメージングジャパンからの紫陽花撮影ワンポイントアドバイス
ストレートに忠実に撮影するということが基本ですが、多重露出で画像を重ねるとか、撮影後にソフトフィルターなどで、やさしいフンワリした雰囲気を醸し出すなどの方法もあります。露光間ズームなどで、動きを感じさせるような、ちょっと変わった表現の仕方もあります。レンズも単焦点の明るいレンズで撮ったり、広角レンズで思い切って近づいたり、マイクロレンズで接写したりなど、レンズの種類を変えても楽しめます。
(ニコンカレッジ講師 芳賀健二)
株式会社ニコンイメージングジャパンでは、より多くの方に写真撮影を気軽に楽しんで頂くために、初心者の方から経験者の方までを対象にした写真講座「ニコンカレッジ」の運営のほか、写真撮影に関する様々なコンテンツサイトの開設や情報発信を積極的に行っています。
なお、ニコンイメージングジャパンが運営する写真教室「ニコンカレッジ」では、実践講座の「夏の風景」や専門講座の「夏の華やかさを活かす花風景」等、夏に向けた撮影の講座を含んだ2014年7-9月期の講座の受講生を募集しています。
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