景気の回復はレジャー消費も伸長させられるのだろうか?
世界各地で荒れている社会情勢は落ち着くのだろうか?
地球規模の異常気象は続くのだろうか?
増える一途の外国人観光客でわれわれの生活にも変化はあるのだろうか?
いくつもの疑問点を抱えたまま、夏休みが到来します。
今回も、例年行っている、夏の旅行計画の結果を報告します。
「この夏どこに行きますか?」という設問で聞き、地名の逐語連想式で記してもらいました。
■調査期間:2014年5月29日~6月14日
■調査方式:WEBでの自由訪問のユーザーによるフォーム送信
■回答者プロフィール
有効回答数:935名(男性 41% / 女性 59%)
平均年齢:45.1歳(男性 50.8歳 / 女性 41.1歳)
■ 照会先
○株式会社ダイヤモンド・ビッグ社 『地球の歩き方』デジタルコンテンツ部 オオイシ
TEL:03-3553-6681 ohishi@arukikata.co.jp
○株式会社地球の歩き方T&E メディア事業部 タカハシ
TEL:03-5362-7221 takahashi-ma@arukikata.jp
【調査結果の概要】
■この夏ドコ行く(予定)国内ランキング 『神3に大阪が斬り込んだ! 』
京都、札幌(北海道)、那覇(沖縄)の三強。夏でも冬でも不動の三者が首位を競ってきました。神3と言える不動のセンターだったのですが、そこに今回、大阪が斬り込み、那覇を抜いて3位に入りました。
大阪、大躍進の原動力は、USJ。魔法使いの新アトラクションが話題となって首都圏からも大動員がかかりそうです。あべのハルカスも観光資源として寄与しているようです。
伊勢・二見と出雲・大田・石見銀山。ブームを一過性に終わらせずに、人気継続に成功した感があります。予定を組んだ人には、昨年行けなかったから、という声もありますが、周辺の観光地とうまく繋げて、滞在時間の長い観光地として認知されれば、わが国を代表する観光拠点としての地歩を固めることになると思います。
17位の小笠原にも、やっと今年行けます との声が聞こえています。世界遺産人気で訪問をあきらめていた人たちが満を持して訪れるのではないでしょうか。あるいは島旅特有のリピータ人気かもしれません。旅の満足度がその後の人気を占えるかもしれません。
夏の定番、避暑地の長野・戸隠・小布施、箱根、軽井沢・佐久・小諸 に伍して、福島・二本松がランクイン。選択肢外の「東北」も多く、年に一度は東北という意見も多くみられました。
ランクインはしませんでしたが、富岡(製糸場)。周辺のどういった観光地と組み合わさり人気が定着するかにも注目しています。
Q.この夏、国内ではどこに旅しますか?
1位 京都
2位 札幌(北海道)
3位 大阪
4位 那覇
5位 伊勢・二見
6位 東京23区
7位 出雲・大田・石見銀山
8位 沖縄の離島
9位 長野・戸隠・小布施
10位 箱根
11位 軽井沢・佐久・小諸
12位 福岡、舞浜・浦安・船橋・幕張、仙台
15位 伊豆、青森
17位 小笠原諸島
18位 足摺・四万十、福島・二本松、名古屋
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