2014年7月24日
月桂冠株式会社
SAKEを世界に
米国月桂冠設立25周年
海外清酒販売数量は月桂冠が第1位（2013年）
1.米国で法人設立25周年
月桂冠株式会社（社長：大倉治彦、本社：京都市伏見区）の米国における現地法人、米国月桂冠株式会社（カリフォルニア州フォルサム市）は、1989年に設立以来、今年の7月26日で25年を迎えます。米国月桂冠では、米国をはじめ、カナダ、南米のブラジル、欧州、さらには韓国ほかのアジアも含め、清酒需要が高まっている世界の市場に向けて商品を供給し、月桂冠本社（日本）との両輪で清酒の普及を進めています。
1989年の設立後、日本で培ってきた四季醸造システムやその後開発した新規技術を備えた酒蔵を完成させ、1990年10月から酒造りを、1991年5月に会社・製品を披露し、同6月から出荷を開始しました。当初（1992年～1994年頃）は、年間約900キロリットルを出荷、その後の清酒需要の高まりにより、1999年には1,800キロリットル、2003年には2,500 キロリットル、設立20周年の2009年には4,200 キロリットル、直近の2013年には5,900キロリットル を生産・出荷するに至りました。
2.海外での清酒販売数量は月桂冠が第1位（2013年）
2013年に清酒メーカーが海外市場での販売に供した数量（海外生産と日本からの輸出数量の合計）の調査によると、1位は月桂冠で7,527キロリットル（前年比107％）、2位の宝酒造は7,496キロリットル（前年比101％）、3位の大関は4,494キロリットル（前年比105％）と、上位3社を米国に生産拠点を持つメーカーが占めており、いすれも出荷数量が伸長しています（日刊経済通信社「2013年清酒メーカーの海外生産数量および輸出数量」『酒類食品統計月報』2014年4月号より）。
3.中長期で10,000キロリットルを視野に
米国月桂冠では、需要の増加にともない醸造設備の増強を段階的に進めており、2006年1月には、発酵タンクや貯酒タンクの追加により年間約5,000キロリットルまで生産できる体制を整えました。その後、敷地や出荷場、倉庫拡張などインフラの整備を進め、発酵タンクや貯酒タンクを追加するなどで、現在、7,500キロリットルまで生産できる体制となっています。中長期では10,000キロリットルの生産体制を視野に入れており、以降の設備増強は需要の動向を見ながら対応していく予定です。
4.米国での清酒普及の歴史
もともと米国では、明治期に日本からハワイなどへ移民された方たちの間で日本食材が普及し、清酒や調味料などの日本からの輸入と共に、現地での生産も行われていました。当社には、1902年（明治35年）、ハワイのホノルルへ清酒を輸出した記録が残っています。1970年代後半には日本食がヘルシーであると認識されるようになり、寿司などへの関心が高まり、日本食レストランの数も増加、日本食と共にある清酒の需要も増加しています。
5.米国でシドニーフランク社を通じて月桂冠販売42周年
先の大戦後、1949年（昭和24年）9月には、米国ハワイ向けの輸出第一便の清酒を送り出したのを皮切りに、その後カリフォルニア州へも出荷するなど海外への輸出を再開しました。1972年（昭和47年） からは、米国における当社の販売総代理店・シドニーフランク社（Sidney Frank Importing Co., Inc. 、本社：ニューヨーク州） が月桂冠を42年にわたり販売しています（当初は専ら日本から輸出した日本酒を、米国月桂冠から出荷を開始した1991年からは日本からの輸出との両輪で商品を供給）。 シドニーフランク社は、清酒に限らず欧州のリキュールやウィスキー、ブランデーなど幅広く酒類を扱う商社としての機能を生かし、日本料理店だけでなく アジア系のレストラン、さらにはリカーショップやスーパーマーケットなどの小売店を通じた家庭用の市場まで、幅広い業態への清酒の販売を進めてきました。地域別では、東海岸、西海岸の都市部だけでなく、内陸部や南部へも清酒の販売が広がっています。シドニーフランク社による多様な業態に向けた長年の販売活動は、アメリカ合衆国における清酒の普及、市場の発展に大きく貢献することになったものと考えています。
月桂冠では、事業戦略テーマの一つに「海外事業の推進」を掲げています。世界での和食の普及と共に、清酒の需要は着実に伸びています。今後も日本の食文化の一つとして、世界の人々に清酒を楽しんでいただくために、米国月桂冠と共に世界各地への供給に努めていきます。
■会社概要
会社名： 米国月桂冠株式会社 Gekkeikan Sake (USA), Inc.
設立 ： 1989年7月26日
所在地：アメリカ合衆国、カリフォルニア州フォルサム市
1136 SIBLEY STREET, FOLSOM, CALIFORNIA 95630 USA
社長 ：浪瀬 政宏
社員 ：34名
同社における清酒の年間生産・出荷数量：5,900キロリットル（2013年）
月桂冠株式会社
SAKEを世界に
米国月桂冠設立25周年
海外清酒販売数量は月桂冠が第1位（2013年）
1.米国で法人設立25周年
月桂冠株式会社（社長：大倉治彦、本社：京都市伏見区）の米国における現地法人、米国月桂冠株式会社（カリフォルニア州フォルサム市）は、1989年に設立以来、今年の7月26日で25年を迎えます。米国月桂冠では、米国をはじめ、カナダ、南米のブラジル、欧州、さらには韓国ほかのアジアも含め、清酒需要が高まっている世界の市場に向けて商品を供給し、月桂冠本社（日本）との両輪で清酒の普及を進めています。
1989年の設立後、日本で培ってきた四季醸造システムやその後開発した新規技術を備えた酒蔵を完成させ、1990年10月から酒造りを、1991年5月に会社・製品を披露し、同6月から出荷を開始しました。当初（1992年～1994年頃）は、年間約900キロリットルを出荷、その後の清酒需要の高まりにより、1999年には1,800キロリットル、2003年には2,500 キロリットル、設立20周年の2009年には4,200 キロリットル、直近の2013年には5,900キロリットル を生産・出荷するに至りました。
2.海外での清酒販売数量は月桂冠が第1位（2013年）
2013年に清酒メーカーが海外市場での販売に供した数量（海外生産と日本からの輸出数量の合計）の調査によると、1位は月桂冠で7,527キロリットル（前年比107％）、2位の宝酒造は7,496キロリットル（前年比101％）、3位の大関は4,494キロリットル（前年比105％）と、上位3社を米国に生産拠点を持つメーカーが占めており、いすれも出荷数量が伸長しています（日刊経済通信社「2013年清酒メーカーの海外生産数量および輸出数量」『酒類食品統計月報』2014年4月号より）。
3.中長期で10,000キロリットルを視野に
米国月桂冠では、需要の増加にともない醸造設備の増強を段階的に進めており、2006年1月には、発酵タンクや貯酒タンクの追加により年間約5,000キロリットルまで生産できる体制を整えました。その後、敷地や出荷場、倉庫拡張などインフラの整備を進め、発酵タンクや貯酒タンクを追加するなどで、現在、7,500キロリットルまで生産できる体制となっています。中長期では10,000キロリットルの生産体制を視野に入れており、以降の設備増強は需要の動向を見ながら対応していく予定です。
4.米国での清酒普及の歴史
もともと米国では、明治期に日本からハワイなどへ移民された方たちの間で日本食材が普及し、清酒や調味料などの日本からの輸入と共に、現地での生産も行われていました。当社には、1902年（明治35年）、ハワイのホノルルへ清酒を輸出した記録が残っています。1970年代後半には日本食がヘルシーであると認識されるようになり、寿司などへの関心が高まり、日本食レストランの数も増加、日本食と共にある清酒の需要も増加しています。
5.米国でシドニーフランク社を通じて月桂冠販売42周年
先の大戦後、1949年（昭和24年）9月には、米国ハワイ向けの輸出第一便の清酒を送り出したのを皮切りに、その後カリフォルニア州へも出荷するなど海外への輸出を再開しました。1972年（昭和47年） からは、米国における当社の販売総代理店・シドニーフランク社（Sidney Frank Importing Co., Inc. 、本社：ニューヨーク州） が月桂冠を42年にわたり販売しています（当初は専ら日本から輸出した日本酒を、米国月桂冠から出荷を開始した1991年からは日本からの輸出との両輪で商品を供給）。 シドニーフランク社は、清酒に限らず欧州のリキュールやウィスキー、ブランデーなど幅広く酒類を扱う商社としての機能を生かし、日本料理店だけでなく アジア系のレストラン、さらにはリカーショップやスーパーマーケットなどの小売店を通じた家庭用の市場まで、幅広い業態への清酒の販売を進めてきました。地域別では、東海岸、西海岸の都市部だけでなく、内陸部や南部へも清酒の販売が広がっています。シドニーフランク社による多様な業態に向けた長年の販売活動は、アメリカ合衆国における清酒の普及、市場の発展に大きく貢献することになったものと考えています。
月桂冠では、事業戦略テーマの一つに「海外事業の推進」を掲げています。世界での和食の普及と共に、清酒の需要は着実に伸びています。今後も日本の食文化の一つとして、世界の人々に清酒を楽しんでいただくために、米国月桂冠と共に世界各地への供給に努めていきます。
■会社概要
会社名： 米国月桂冠株式会社 Gekkeikan Sake (USA), Inc.
設立 ： 1989年7月26日
所在地：アメリカ合衆国、カリフォルニア州フォルサム市
1136 SIBLEY STREET, FOLSOM, CALIFORNIA 95630 USA
社長 ：浪瀬 政宏
社員 ：34名
同社における清酒の年間生産・出荷数量：5,900キロリットル（2013年）
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
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