AsiaNet 57778
共同 JBN 0946 (2014.9.8)
【ヒューストン(米テキサス州)2014年9月8日PRN=共同JBN】大阪に本社を置く葬儀社の銀河ステージ( (リンク ») )は8日、テキサス州ヒューストンのセレスティス社(Celestis、 (リンク ») )と日本で宇宙葬を提供するための本格的な国際提携を発表した。この提携関係によって、日本人も地球周回軌道や月面、太陽系外宇宙空間または他の惑星にロケットで打ち上げて亡くなった家族や友人をしのぶことができるようになる。
今回提供される宇宙葬のサービスの中には火葬された遺品を宇宙に送った後に、宇宙旅行をした形見として地球に戻す打ち上げもある。さらに壮大なオプションとして、地球軌道の周回、月面、さらには太陽系外宇宙空間への打ち上げもある。これらの宇宙葬ではすべて家族や友人がロケットの打ち上げに招待され、忘れがたい経験をすることになる。
セレスティスの共同創立者兼最高経営責任者(CEO)チャールズ・チェイファー氏は「人類の未来が宇宙にあることは確かなことだ。人類は多惑星に住む種になるべく努力しており、儀式や祝典、葬儀を宇宙に伴うのは理の当然である。銀河ステージはその考えを体現しており、同社のパートナーになることができて喜んでいる」と語った。
今回の発表に合わせ、銀河ステージの取締役会メンバー10人が未来の自分自身の葬儀を最後のフロンティアへの打ち上げにしようと予約した。銀河ステージ取締役の井上リュウジ氏は「銀河ステージはセレスティス宇宙葬のパートナーとして日本でこれらのユニークな葬儀を提供できることになり喜んでいる。次の宇宙飛行で当社顧客が初めて忘れられない星に飛行することになっている」と語った。
次の宇宙飛行は2014年秋に予定されているが、新たな宇宙飛行は定期的に発表されている。最も壮大な宇宙葬を望む向きには現在、NASAの宇宙帆船「サンジャマー( (リンク ») )」を使った太陽系外宇宙空間への宇宙飛行が2017年に予定されている。サンジャマーは「スタートレック」作者のジーン・ロッデンベリー、有名な科学小説家アーサー・C・クラーク両氏の火葬された遺品も運ぶことになっており、太陽光の推進力で宇宙を旅するが、これは未来の惑星間旅行でロケットの代わりになる可能性がある。
銀河ステージとセレスティスはさまざまな形の宇宙葬も提供している。セレスティスは9月初め、火葬された動物の遺品とDNAを特定の宇宙飛行便で打ち上げる「ペット葬( (リンク ») )」を発表した。遺品カプセルは不活性物質だけを収納、不注意な宇宙環境汚染を防止するためのすべての隔離・安全基準を満たしている。
ソース:Celestis
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